隣市にある「新みかぼフィルハーモニック・定期演奏会」に出かけました。
このオーケストラは 1999年に市内の病院会議室に市内の音楽愛好家が集まり
弦楽器だけの 合奏から始まりました。2000年4月に管楽器も加わり正式に
「新みかぼフィルハーモニック」が結成され 今年11年目を迎えました。
今は60名を超える団員がいます。
最初に東北の犠牲者鎮魂の為、「G線上のアリア」から始まりました。
今日のプログラムは ★ ロッシーニ・歌劇ウイリアムテル序曲
★ メンデルスゾーン・ヴァイオリン協奏曲 ★ フランク・ニ短調交響曲でした。
今日の演奏会では 中でも フランクの交響曲 が 印象に残りました。
フランクは 1822年 ベルギーに生れ ドイツ系の父親を持ち フランスで育ちました。
最初は 父の希望で、ピアニストに成るべく 英才教育を受けましたが、
途中 父の意に背いて作曲に進み 教会オルガニスト・パリ音楽院の教授・などで
つつましく暮らしながら 作曲に励みました。 ニ短調交響曲は 代表的な曲です。
第一楽章は重重しい主題で、心も落ち着き、第二楽章の弦楽器のピチカートが、
気持ちよく、コーラングレがその間を 美しく奏で、心が湧きます。
第三楽章で 第一・第二楽章を 紡ぎながらフィナーレとなります。
初めて出会った作曲家でした。他の曲(ヴァイオリン・ソナタ・イ長調・・)
も聴いてみたくなりました。
コーラングレ(イングリッシュホルン)・・木管楽器の一種。オーボエよりも低音。
今日の日めくりカレンダー A hedge between keeps friendship green. 間に生け垣があると友情は緑に保たれる。(親しき仲にも礼儀あり・良い堀は良い隣人を作る)