旅人

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セザール・フランク

2011-06-11 | 音楽


隣市にある「新みかぼフィルハーモニック・定期演奏会」に出かけました。



このオーケストラは 1999年に市内の病院会議室に市内の音楽愛好家が集まり

弦楽器だけの 合奏から始まりました。2000年4月に管楽器も加わり正式に

「新みかぼフィルハーモニック」が結成され 今年11年目を迎えました。

今は60名を超える団員がいます。



最初に東北の犠牲者鎮魂の為、「G線上のアリア」から始まりました。

今日のプログラムは ★ ロッシーニ・歌劇ウイリアムテル序曲    

★ メンデルスゾーン・ヴァイオリン協奏曲 ★ フランク・ニ短調交響曲でした。



今日の演奏会では 中でも フランクの交響曲 が 印象に残りました。

フランクは 1822年 ベルギーに生れ ドイツ系の父親を持ち フランスで育ちました。

最初は 父の希望で、ピアニストに成るべく 英才教育を受けましたが、

途中 父の意に背いて作曲に進み 教会オルガニスト・パリ音楽院の教授・などで 

つつましく暮らしながら 作曲に励みました。 ニ短調交響曲は 代表的な曲です。


第一楽章は重重しい主題で、心も落ち着き、第二楽章の弦楽器のピチカートが、

気持ちよく、コーラングレがその間を 美しく奏で、心が湧きます。

第三楽章で 第一・第二楽章を 紡ぎながらフィナーレとなります。

初めて出会った作曲家でした。他の曲(ヴァイオリン・ソナタ・イ長調・・)

も聴いてみたくなりました。

  コーラングレ(イングリッシュホルン)・・木管楽器の一種。オーボエよりも低音。


今日の日めくりカレンダー   A hedge between keeps friendship green.   間に生け垣があると友情は緑に保たれる。(親しき仲にも礼儀あり・良い堀は良い隣人を作る)