緑の切妻屋根(Green Gables)。

読み始めると　またまた　アンの生き方に感動覚えました。

”人生の美しさをましたい！　私がこの世に生きている為に、他の人が一層楽しく暮らせるというようにしたいの。　

どんな小さな喜びでも、幸福でも、もし　私がなかったら　味わえなかったろう　というものを世の中に送りたい。・・”

素敵な言葉が、次へ次へと　私を押してくれて読み終えました。

何度読んでも新しい発見があります。今回は　アンの生き方以外に　アンの好んだ植物・

レシピシリーズ・カナダの歴史文化・当時のライフスタイル・モンゴメリーの悲惨な老後・・

いろんな分野にワイドに目が開けました。作者が　アンの反対側にある境遇も知りました。

モンゴメリーは　乳児にして母を失い祖父母に引き取られ、真の自分の家が無かったのです。

牧師と結婚後も転々と牧師館を渡り住み、夫が精神をわずらって、

50歳を過ぎてやっと”旅路の果て荘”と命名した家を持つことが出来ました。

夫退職後は　家計の為　意に副わない作品を書き続け、長男の素行にも悩んだのでした。

アンとは程遠い，薄幸な人生でした。

よき伴侶・腹心の友・温かな家族　を持てたアンは　作者の理想であり

希望の人物像だったんだ　と思いました。

赤毛のアンシリーズを、11冊も揃えてくださった Holyさま有難う。

若い頃読んで感激した本を、読み返すのも楽しいですね。

知らずのうちに　私のアン・ノートが、できました。

あ～　プリンス・エドワード島にも　行ってみたいし～！

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