旅人

旅大好き 人生は旅よ
あと 何回行けるかな~

少女の友

2009-09-06 | 私の本棚
長い間 中欧の旅で過ごしましたが 今日から身辺ブログに戻ります。

その間いろいろありました。懐かしいブログ友との出会い・エジプト展・・
あっという間の1ヶ月でした。

友人が ”懐かしいでしょう” といってこの本貸してくださいました。

明治41年(1908年)2月号~昭和30年(1955年)4月号まで続いた少女の友です。
中々本の買えない私の少女期は 兄の本棚を覗き 面白そうな本を 隠れて読んだものでした。

”少女の友”も 友人の家で出会い 父に頼み 買ってもらえるようになったのも戦後になって からでした。 

中原淳一の絵は 少女の憧れそのものでした。 村岡花子・吉屋信子・川端康成・・
一流作家の 小説に熱中しました。読み上げた時は すっかり主人公になりきっておりましたね。

小説に埋没する 濃密な時間の 楽しさを知ったのも この本かもしれません。
又 だんだん大人の読む本に移行する 準備運動だったのかもしれません。

”友の女少”が ”少女の友”になったのは 昭和23年1月号からでした。

旧くても私には 昨日のように思い出します。その後”ひまわり”が私たちのファッション雑誌になりました。