旅人

旅大好き 人生は旅よ
あと 何回行けるかな~

待機晩成

2008-09-10 | 私の本棚
笹野 高史 著    大器でなくて 待機。
彼の人生は待つ。       

来た仕事には全力を尽くす。死に物狂いで 期待に応える。

同じ役でも 同じ芝居はしない。 毎日演技を変えてみる。

主役で無くていい。   ワンシーン役者でよい。     

作品の中に 空気・風景として存在したい。

これらは 本の中の彼の言葉です。
彼の芸の歴史が 彼の人生観を写していました。

決して派手な役者さんではありませんが、
“釣りバカ日誌” の社長のお抱え運転手・ “武士の一分” の徳平
寅さんシリーズの チョイ役 等・・
何れの役も 作品を より面白く 色付けしてくれてます。

この役者が出ていると その作品が面白い と 言う役者 居ますよね。
彼もその一人と思います。
兎に角 面白く 成程と納得しながら 読みましたので 
お知らせしたくて 2日続きの 本の紹介に なりました。