旅人

旅大好き 人生は旅よ
あと 何回行けるかな~

桜庭一樹(さくらば・かずき)

2008-01-26 | 私の本棚
ジムの帰りに しばしば 立ち寄る図書館です。 今日は 話題の 図書コーナーで、
桜庭一樹 の本 3冊見つけ 早速借りて 帰りました。
138回 直木賞受賞者 ・女性です。が 作品を 読んでる内に
何となく 男っぽいペンネームの 点け方からして 納得してしまいました。

青年のための読書クラブ
東京 山の手の 名門お嬢様学校 (私は 独断と偏見で 皇后ご出身S女子学院とイメージして読みました。)
内にあるアウトロー的な 読書倶楽部の 読書クラブ誌 の お話です。

1~5章 あり その内4章は 王子の 誕生話でした。
聖マリアナ学園は 聖マリアナ祭に向けて 毎年 王子コンテストがある。
高2年生の中から Sとしての美青年を選出するのが、生徒会の大きな仕事であった。

学園史には 記載されない この選出の記録が、読書クラブ誌に 記載されているのです。

第2章の 聖女マリアナ消失事件 は、一番面白かった。
聖マリアナ学園 創立者??のマリアナと 不良だけれど ナイスガイの兄の お話です。
フランス・パリのノートルダム寺院から、布教のため・学校創立の任で、
日本に 派遣されることに なっていたマリアナが??
渡日前夜に 亡くなり、兄が 女装して 妹の志を果たした という次第・・
後年 大分経って 学園も軌道に 乗った頃、マリアナに 扮する兄が、
突如 姿を消し その後 ようとして知れず。
その頃 庭師として 雇われた老人が 実は・・・・であった。
・・・という話でした。

後2冊はこれからたのしみます。

砂糖菓子の弾丸は撃ちぬけない

少女七竈(かまど)と七人の可愛そうな大人