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真冬の、ワイナリー

2007年01月28日 | せずにはいられない・・旅の話
 真冬の、ワイナリー





北信州の飯綱町。
小高い丘の上に、その葡萄畑とワイナリーがある。





”一面、雪の頃行ってみたいわ。”

と、自由が丘ワインスクールのナガノ先生。



”1月の半ば過ぎにいらっしゃれば、雪です。”

と、ワイナリーの久世社長。

すぐその場で、手帳を開く。

ぽかっと、まるで、その日に行くのが決まっていたかのように
ナガノ先生も、ヴァンパッションのカワカミさんも、
そして、私の3人とも

忙しいはずなのに、偶然にも

1月25,6日だけは、スケジュールが空白だった。


 あさま号で、いざ出発!



長野駅近くの小山の斜面が白いので
その岩が、石灰岩らしく、
いい葡萄畑になりそうだ、とカワカミさん。

そう、この旅行はワインのエキスパート2名と一緒。
なんと贅沢な旅だろう

二人とも、車窓から見ているものが、違う。

信越線に乗り換えて、美しい信州の村を潜り抜ける。

お日様の光が雪を溶かして、
それがキラキラと光って、とてもきれいだ。

牟礼駅に到着すると、
私たちはかなりハイ・テンションになっていた。


長野駅から信越線に乗り換え、牟礼駅下車



 小高い丘の上から白い村と山々をのぞむ



私たちが訪れたのはSt.Cousairのワイナリー。
久世社長はじめ、才門COOご夫妻、スタッフの方々の
温かいおもてなしをうける。


日本とは思えないほどの、美しい建物が並ぶ


南仏のシャトーをイメージしてつくられたレストラン



そして、冬の太陽を浴びる葡萄の木




旬の食材を使った、心のこもったシェフのお料理



真冬の長野の寒さを想定していた私たちは
小春日を思わせる、やわらかな風と
優しい空気にほっとする。


温かいお日様の日差し差し込むレストランで
温かいおもてなしを受けながら

時の経つのも忘れて、
ワイン談義を交わしたり、
社長様のワイナリー設立までの一代記を伺ったり、

そして、美味しいワインやシードルに
酔いしれながら
まるで、
天国での食卓を囲んでいるような、
不思議な時間を過ごしていた。


ここで働いている方々は
東京の、有名店でソムリエをしていた方などがいらして、
ワインを、
そして葡萄を愛して、ここにたどり着いたようである。

”祈るような気持ち”で、
1本1本植えつけた3万6千本の葡萄の苗木。

心からそれを愛して、手塩にかけて育てている
スタッフの方々。
愛情たっぷりの実りをもたらす葡萄畑を見せていただく。



陽あたりの良い急斜面の畑


同行しているナガノ先生やカワカミさんが
熱心に葡萄の品種の話やら
今後の展開について話を聴いているのに、

私は、陽が落ちて
一気に冷たくなった空気を感じながら、


ピンク色に染まった山々のあまりの美しさに
心を奪われていた。



暮れなずむ山々と雪に覆われた畑






ワインが眠る樽が並ぶ


樽の中の、ワインの”赤ちゃん”を試飲させて頂く



久世社長ご夫妻はクリスチャンであり、
奥様は牧師をなさっている。
敷地内に、チャペルがあり、本格的な教会運営もなさっている。

聖書をベースとしたBiblical Managementを
経営理念として、朝礼で賛美歌を歌ったり
聖書を学ぶ時間があったりする。

将来的には、この教会の方々の
最後の日々をすごすホームや墓地も
敷地内に建設を考えていらっしゃるそうだ。


 敷地内にある、チャペル


そう、ここは、”サンクチュアリ”。

そして、人々の”理想郷”。





神様に祝福されたワイン






神様に祝福されたワインと

雄大な山々と
透明な空気と風と、

まっすぐな心の人たちに出会いたくなったら、


訪れてみると、いい。


北信州の小高い丘の上の、ワイナリーへ。














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