おぐち自給農園、2反百姓の日記

-都市の貧困と農村の貧しさをつなぐ、「生き方」としての有機農業を目指して-

有機農業関東集会(12月11日、12日)

2010年12月02日 09時07分52秒 | イベント
 有機農業関東集会が12月11日、12日に開かれます。僕は有機農業学会で参加できず。ご関心のある方はぜひ。ネオニコチノイド系農薬の害について学べます。勉強しなければ。

 メンバー、豪華すぎます。

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「有機農業関東集会」のご案内
http://bit.ly/yukikanto2010

12月11日(土)13:45~12日(日)16:00 
於:熊谷市立文化センター文化会館
アクセス:http://www.saikiren2007.or.jp/map/map13.html
★有機農業関東集会ちらしPDF 【ダウンロード】★
http://zenyukyo.or.jp/assets/files/kanto_shukai2.pdf
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ネオニコチノイド系農薬は、作物の受粉に役立つミツバチの失踪の原因と疑われ
ているほか、他の生態系、そして人体にもかなりの悪影響があると言われていま
す。しかし現在の農業現場では多く使われており、また残留農薬基準も例えばお
茶におけるネオニコチノイド系農薬アセタミプリドは日本で50ppm(2011年2月か
ら30ppm)、EUで0.1ppmと300~500倍も違います。

今回の集会はこの問題を中心に取り上げ、さらに農薬に依存しない栽培技術や人
材育成、地域づくり、政策課題について、現場見学も交えて考えていきます。

農業の未来を、生産者・消費者ともに力を合わせて切り拓いていきましょう。

○主催:有機農業関東集会実行委員会
○共催:日本有機農業研究会、有機農業技術会議、全国有機農業推進協議会
○協力:霜里農場・民間稲作研究所、古代米浦部農園、さんぶ野菜ネットワーク、
秀明自然農法ネットワーク、山田農園、やさと有機農業協議会

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◆プログラム

【11日(土)】

13:45 講演1:魚住 道郎 (日本有機農業研究会)
   「ネオニコチノイド問題と農業者の責務」

14:15 講演2:青山 美子 (青山内科小児科医院)
   「ネオニコチノイド系農薬の危険な実態」

17:15 分科会:

    1)有機栽培技術
      <座長:金子美登・発表:舘野廣幸、林重孝>

    2)後継者・地域づくり
      <座長:未定・発表:浦部修、柴山進>

    3)有機農業政策
      <座長:下山久信・発表:鶴巻義夫、稲葉光國>

19:45 懇親会

【12日(日)】

9:00 分科会報告および総合討論

12:00 現地見学会(霜里農場、とうふ工房わたなべ、中村農園)

16:00 JR桶川駅にて解散

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◆参加費用(部分参加可能)
 集会  1,000円
 懇親会 4,000円
 見学会 3,500円
 (宿泊:キングアンバサダーホテル熊谷 8,000円)
 ⇒全参加の場合、合計16,500円となります。

◆お申し込みの流れ
1.申込書をダウンロードして、必要事項を記入の上FAXまたはメールにて送
付し、必要金額をお振り込みください。恐れ入りますが、振込手数料はご負担願
います。以下のウェブサイトからもお申し込みいただけます。
http://bit.ly/kantoshukai2010

2.振込確認が済み次第、受付完了のご連絡をいたします。

◆振込先
郵便振替口座:00100-8-564770
 名義:霜里農場 金子美登(かねこ・よしのり)

ゆうちょ銀行:019店(ゼロイチキュウ店)
 当座 口座番号0564770

◆申込締切
2010年11月28日(日)
または定員に達し次第

◆会場アクセス
熊谷市立文化センター文化会館(JR高崎線熊谷駅南口より徒歩10分)
電話:048-525-4553
アクセス:http://www.saikiren2007.or.jp/map/map13.html
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◆詳細問い合わせ先
霜里農場 TEL/FAX:0493-73-0758
全国有機農業推進協議会 http://zenyukyo.or.jp____________________________________
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【参考】

◆講師・発表者プロフィール

【講演】
●魚住 道郎
 1950年生まれ。茨城県石岡市在住の有機農家。 平飼いのニワトリ600羽、畑3.
2ha、水田15a。日本有機農業研究会副理事長、有機農業推進協会副理事長。
著書に『有機農業ハンドブック』『「有機農業公園」をつくろう』『有機農業―
農業近代化と遺伝子組み換え技術を問う』(以上、共著)、「解説 有機農業の
バイブル」『農業聖典』など。

●青山 美子 (青山内科小児科医院)
1938年群馬県生まれ。青山内科小児科(群馬県前橋市)院長。
1979年から、農薬と健康被害の関連研究に取り組む。

【分科会1「有機栽培技術」】
●金子美登(座長)
埼玉県小川町の有機農家。全国有機農業推進協議会理事長。
サイト:http://www.shimosato-farm.com/
●舘野廣幸
栃木県下都賀郡野木町の有機農家。日本有機農業研究会理事。
参考:http://www.youtube.com/watch?v=Ma9nZV1llGE
●林重孝
千葉県佐倉市の有機農家。日本有機農業研究会種苗部に所属。約150a(アール)の
畑で、約70種類(品目)の野菜を栽培。
参考:http://www.yuki-hajimeru.or.jp/training_search/138.html

【分科会2「後継者・地域づくり」】
●座長(調整中)

●浦部修
群馬県藤岡市の有機農家。約15ヘクタールの田畑で古代米・特殊米など多彩な穀
物を栽培。
サイト:http://www3.ocn.ne.jp/~oriza
●柴山進
NPO法人アグリやさと代表。著書に『農業と環境教育』(共著)、『JAやさと
の挑戦』等。
参考:http://www.jacom.or.jp/man/2010/man100708-10098.php
【分科会3「有機農業政策」】
●下山久信(座長)
千葉県山武市にある農事組合法人さんぶ野菜ネットワーク事務局長兼常勤理事。
参考:http://www.sanbu-yuki.com/sanbu_yuki.html
●鶴巻義夫
 新潟県の津南高原物産代表取締役。にいがた有機農業推進ネットワーク共同代
表。
 参考:http://www.kikanshi.net/archives/149/006060.html 

●稲葉光國
 栃木県河内郡上三川町の民間稲作研究所理事長。
 http://inasaku.or.tv/kenkyujo/


「沖縄・日本 400年」

2010年12月02日 09時05分12秒 | 雑感

「沖縄・日本 400年」

http://www.nhk.or.jp/etv22/tue/
http://www.nhk.or.jp/etv22/tue/summary.html#program

 在日米軍基地の移設問題に代表されるように、様々な苦しみを抱える沖縄。し
かし沖縄の人々の想いと苦しみは、400年の歴史を遡らなければ見えてこない。
 江戸時代、幕府の威を借りた薩摩藩が武力によって琉球王国を攻略したことか
ら、今日に続く琉球(沖縄)と日本の関係は始まる。薩摩は琉球を明との交流の
道具として利用しようとする一方、「異国」として「江戸上り」を強要する。琉
球は中国と日本に服属する不思議な「日本の中の異国」となるのである。その後、
日本は近代国家になる際に琉球処分を行い、沖縄県を設置し琉球王朝は解体され
た。
 番組では、沖縄が苦しい歴史を背負うに至ったのはなぜか。何が出発点で、ど
のように今に受け継がれてきたのかを、琉球沖縄と日本の関わりの中からみてい
く。

第1回 「琉球」と「日本」の激突
* 本放送 11月30日 PM10時25分~PM10時50分(教育テレビ)
* 再放送 12月 7日 AM 5時35分~AM 6時00分(教育テレビ)

第2回 琉球王国から沖縄県へ
* 本放送 12月 7日 PM10時25分~PM10時50分(教育テレビ)
* 再放送 12月14日 AM 5時35分~AM6時00分 (教育テレビ)

第3回 近代沖縄の苦悩と挫折
* 本放送 12月14日 PM10時25分~PM10時50分(教育テレビ)
* 再放送 12月21日 AM 5時35分~AM 6時00分(教育テレビ)

第4回 「沖縄返還」への道
* 本放送 12月21日 PM10時25分~PM10時50分(教育テレビ)
* 再放送 12月28日 AM 5時35分~AM 6時00分(教育テレビ)
* 再放送  1月 4日 AM 5時35分~AM 6時00分(教育テレビ)

大豆収穫&落花生さや採り。

2010年12月02日 08時32分26秒 | 
 大豆も枯れ始めていたので、収穫してしまいました。次帰ってくるときでは遅いという感じだったので、ちょうど良いころかな。

        

 太い茎を切れ味の悪い鎌で、せっせと刈り、乾燥させるために4株くらいまとめて、立てておきます。

        

 なんかボケちゃっていますが、実の入りは昨年よりも良さそう。脱穀が楽しみです。ちなみにこの大豆はフクユタカです。小糸在来のほうが、ワイルドに成長して、ほとんど倒れていました。

 ガサガサ音をたてながら、大豆を刈っていると、隣のおばさんがうちのタアサイとチンゲン菜をもらっていき、その代わりにリンゴを頂きました。最近ではタアサイも近くのスーパーで売られているとのこと。直売所ではどうなのかチェックしに行かなければ。

        

 そんでこれは落花生。ラジオを聴きながら、のらりくらりとさやを採りました。幸せです。おつまみ、1年分という感じで、来年蒔く用だけ確保して楽しみましょう。
 

花オクラ、八丈オクラ種採り

2010年12月02日 08時18分38秒 | 
 11月26日、27日の国際有機農業映画祭も無事に終了し、前日企画も60名ほどの参加者があり、大盛況。良かった。コーディネートも無難に(!?)終えました。映画祭の話は後ほど。

 今は、塩尻に帰省しています。日中は畑、夜は学会報告準備でレジュメと睨めっこ状態です。

 昨日は、オクラ種採り、大豆収穫、乾燥させていた落花生のさやを落としました。

       

 これは花オクラの房。房の中には、みっしり種が入っています。というか、守られています。房はトゲトゲしていて、生命をしっかり守っているという感じです。

       

 種を落とした後の房も中々かっこいいです。

       

 こちらは八丈オクラ。こちらもみっしり種が入っていました。花オクラとは違いトゲトゲはないですが、房は堅く、頑丈に守られています。種が60くらい入っていて、来年は量を増やせるかなという感じです。

 他の房はもう少し乾燥させてからにします。

 ごめんなさいと思いながら、種を採り、この種を来年もきちんと蒔いて育てることが僕の使命です。こうやって生命は紡がれていくんですね。