ジョン・レノンのイマジンの記事を書いて、ずっと考えているんだけれど、僕の感じでは、イマジンはいくらなんでも絵空事にしか思えない。でもぼくはもう少し現実的なことを想像してみてよ、とずっと思っている。いや現実的じゃない、それも絵空事なんだけど、ジョン・レノンよりはすこし現実的な絵空事を(ってなんだよ、わけがわからないが)。
これは今年の日本の軍事費なんだけど

あまりにひどくない?こんなに軍拡して何が良いことがあるの?ばかじゃない?
ちょっと想像してみてよ。中国人が日本に攻めてくるの?来ないよ。中国でもロシアでも日本に攻め込んでどんな良いことがあるの?想像してみてよ。
逆に、日本のことだけど、日本がどんなに軍拡しても、たとえ核兵器を持っても、今さら中国に攻め込んで「満州国」作って植民地支配したいの?何か良いことあるわけ?そんなことしたくないよね。どんなに日本が豊かになり、強くなっても、逆にどんなに貧しくなっても、中国を植民地にするようなことはあってはならないし、日本人のひとりとしてそんな考えには断固として反対する。日本人の99%は同じように思っていると想像しているんだけれど、違うの?中国人の99%だって同じようにどんなに国が豊かになっても日本に攻め込んで植民地にしようとは思ってないと想像するのだけれど違うの?
僕は小学生みたいな考えを書いているというの?
多分間違いなく日本も中国も「人民」は相手に攻め込みたいとは思ってない、もちろん攻められたくない。
ロシアの人民もたぶん80%くらいはウクライナの領土もクリミア半島もどうでも良いし、戦争は良くないと思ってると想像するのだけれど違うのだろうか?
本当は日本のあるいは中国の政府とは関係なく、日本の人民と中国の人民が手を取り合って、我々は仲良しだお互い攻め込んだりしない、お互いミサイルなんか放棄しようと言い合えば良いんだけど。
もちろんこんなことは絵空事だよ。でもね。
でもそれでも、ジョン・レノンは天国も金もない世界と言って反宗教、原理的共産主義を歌ったけれど、それよりずっと現実的だと思うのだけれど、人は幼稚な考えというのかもしれない。もう本当に絶望的だね。