せろふえ

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バッハ 管弦楽組曲第2番 をリコーダーで

2024年03月09日 | リコーダー
 バッハの管弦楽組曲2番はフルート協奏曲と言ってもいいようなもので、ともかく超名曲。当時のトラベルソのためのものなので、三度あげればリコーダーで完全に吹ける。ずいぶん昔に書いてHPに置いてある。(たいしたことない)たまに掘りだして吹くが何度吹いても名曲だなあ。
 先週の古楽の楽しみで管弦楽組曲を特集していて、そこでこの曲はもともとイ短調だったというのだ!びっくりした。だってこれほどフルートのために書かれたようなフルートの良いところを限りなく引き出したように感じられる曲なのに、フルートのためでなく(もちろんイ短調だというのだからリコーダーのためでもなく)もともとなにか別の楽器のために書かれたものらしいのだ。
 らしい、と言うのは、この曲のパート譜が残っていて、とても多くの書き間違いがあり、それを見てみるとどうやらイ短調の楽譜を写しているうちにたくさん間違えている、と言うことらしいのだ。とてもおもしろいと思ったが、もとのイ短調版は残っていないのだろう。このほかにもどれだけのバッハの曲が失われてしまっただろうか。それを思うと身もだえするほど残念だ。相対性理論ならアインシュタインが生まれなくてもそのうちだれか天才が発見したと思う。(でももしかしたら別の形で表現されていて今とは違う物理学になってしまうなんてこともあるかな?)
 だが失われしまっただろうバッハ(に限らず)の曲は永久に失われてしまっている。(T-T)
 
 

壊れたラジオを使い続けている

2024年01月25日 | 日記

ラジオが壊れた - せろふえ

いつも朝起きて6時からラジオで古楽の楽しみを聞いている。そのうち次女が起きてくるので、そうするとテレビをつけられてしまうので、中断。録音してあるので、後で聴いてい...

goo blog

 


 写真のラジオは上ののカバーを取ったもの。うーんホコリまみれだなあ。

 実はPCは更新したのだが、この壊れたラジオは使い続けている。

 2020年に壊れたと記事を書いたのだが、実はまだ使い続けている。不思議な壊れ方で、機械的に入れるホールドスイッチが自然に入ってしまう。その2020年の記事では問題ないと書いたが、その後ホールドがなかなか解除できなくなった。なかなか解除できないって言うのは、壊れたて?はホールドスイッチを一回往復させれば解除できたのだが、その後何回も何回もスライドして解除させないとほんとうに解除できないのだ。毎朝30回くらいスイッチを往復させないといけない。捨てようと思い、いや、いっそのこと本当にホールドにしておいたらどうだ?そうしたら、たいてい一回で解除できるようになった。そうして今も壊れているのだが、使い続けている。ケチだなあ。(-_-;)

 今週の古楽の楽しみはバッハのミサ曲ロ短調とオルガンミサ。どうしてバッハの音楽はこうにも心に響き、そして人類だいたいみんなそう感じるらしいのだよなあ。不思議でしかたがない。バッハにふれたくて無伴奏をちょっと遊んだりしている。

雑草にまぎれているがクロッカスじゃなくてタマスダレがきれい

2023年10月13日 | 日記
 ちょっと仕事が佳境でなんにもしてない。若い同僚が年寄りに気をつかってくれて申し訳ない。チェロアンサンブルの録音をmp3にしたり、切ったりしてみた。もう少し。古楽の楽しみが今週はライン川にからめた番組で、前は星と古楽だったり結婚と古楽だったり、つまり音楽以外のあれこれとのからみっていうのは面白い視点だし、勉強にもなるしとても良いと思う。週末も忙しいのだ。うー。

flowerconnectionさんご指摘ありがとうございます。訂正しました。

最強のふたり 監督:エリック・トレダノ

2023年10月01日 | 映画・テレビ

 最強のふたりを見た。最高にすばらしかった。はっきり言ってこういうお涙ちょうだい的なのは好きじゃない。なぜ見ようと思ったのか不思議なくらいの設定だ。でもすばらしかった。
 wikiでは「頸髄損傷で体が不自由な富豪と、その介護人となった貧困層の移民の若者との交流を、ときにコミカルに描いたドラマ。」と言うのだが、最初からスピード感あふれ(って車で猛スピードで飛ばすところから始まるし)、湿っぽいところはなく、涙するところもなんかカラッとしている(と思う)。
 個人的には途中出てくる音楽会のシーンが、実にちゃんとした古楽で、だからスピード感ある演奏で、ヴィヴァルディ始め主人公ドリスの反応も楽しく、チェロはもちろん足の生えてないやつで、演奏もちょっと良くってその後のアースウィンド&ファイヤーも良いし、そうそうドリスの描いた絵もじつにそれらしくて良かった。絵のことはすばらしい絵という意味ではなく、その前のプロの絵もドリスのもいかにもそれらしい、金持ちにそう扱われそうな絵で、それが良かった。

 それからこれも個人的には「最強のふたり」という題名がすばらしく、本当に「最強」だと思う。すばらしい。
 原題の「Intouchables」(アントゥシャーブレ 英語ではアンタッチャブル)のことはよくわからない。ネットにいろいろあるがみんないいかげんなことを書いていると思う。英語のニュアンスだってよくわからない。そういえばアルカポネの映画もあったが、そのアンタッチャブルを意識しているのだろうか?それもわからない。そもそもあらゆるものがそうだが、作品の社会背景のことも実はよくわからないのだ。こんな極東地の果ての人間にわかるのかよ、と思われているのかもしれない。でもそれはそれで良いのだ。

バッハ、カール・フィリップ・エマニュエル トリオソナタ ニ短調 Wq.145 H.569

2023年07月18日 | チェロ

 バッハ、カール・フィリップ・エマニュエル Bach , CPE トリオソナタ ニ短調 Wq.145 H.569

 むかーし、古い音楽は昔の楽器で演奏したほうが良いという主張が実践され始めた頃、ブリュッヘンよりも前くらいに、フランツ・フェスターFl ヤープ・シュレーダーVn ヴェロニカ・ハンペGmb アンネッケ・ウィッテンポッシュCmbがバッハの音楽の捧げもののトリオソナタと、この、エマニュエルバッハのトリオソナタを録音していて、音楽の捧げもののほうは、服部幸三さんがたびたび取り上げていた。その響きがすばらしくて、それでバロック音楽や古楽に目覚めたのだ。
 LPの裏はなんなのだろう?と思っていたのをニフティで教えてもらったのがこの曲で、NHKのバロック音楽の楽しみにリクエストはがきを出して、読んでもらった。(!)裏がかからなかったのはどうやらLPに大きな傷があったかららしい、傷がありますと言いながらかけてくれた。いまもそのエアチェックはiTunesに入れてある。
 曲はなんとJFCの安い楽譜が出ている。何度かやったことがあるが、本当に美しいメロディーで、演奏してくれた人たちはみんな気に入ってくれるのだ。すばらしい。低音がまたとても易しい!初心者向き。この曲は上のメロディーのからみを聴く曲なのだ。


 ホームページを切り刻んでこちらに再掲することにした。次々再掲するつもりなのだが、怠け者なので全然約束できない。すみません。
 これもずいぶん昔ブログに書いた記事だが、消えている。
 →チェロのレパートリー

ジャック・オベール フルートデュエット Op.16

2023年07月14日 | 日記
オベール 、ジャック  Aubert , Jacques (1689-1753)
フルートデュエット作品16
 シンフォニアのフルートデュエットシリーズ6として、オーベールのフルートデュエット作品16 と言うのが出ている。出ているって言ったってこの出版会社ももうなくなっているのではないか。楽譜は売れ残っているのじゃないか。今なら手に入りそうだ。IMSLPには登録されていないし、貴重かもしれない。

 上巻だけもっているのだが、ハ長調、ト長調、ハ長調で、なんとなくトラベルソっぽくない。これだと短三度上げなくて、そのまま吹けないかと思って見てみると、なんと全て、セカンドフルートも下のソまでしか出てこない。全てリコーダーで吹ける。
 曲はなんというか平易な曲調で、ま、たまに吹くには良いかな。

 この元記事を書いたのはいつのことか。10年はたっていると思う。そのときはオベール(オーベール)のことはネット検索してもろくなものが出てこなかったが、今はなんでもウィキペディアで出てくる。
フランス、リュリの頃のヴァイオリン奏者、作曲家とあるが、今週水曜日の古楽の楽しみに取り上げられていて、どうやらダンサー兼ヴァイオリニストだったらしい。フランスで初めてヴァイオリン協奏曲を出版した人物とのこと。


リコーダーのレパートリー



 

NHK 聞き逃し配信するぞ詐欺

2023年04月26日 | 音楽
 古楽の楽しみの聞き逃し配信が始まったと書いたが、とんでもない詐欺的なもので聞き逃し配信は「第3週から」ではなく「第3週は」なのだ。もちろんちゃんと書いてある。書いてあるけどさあ。
 クラシックの迷宮の方も、今回の番組は聞き逃しはない。気に入らない。

チェロ進化学入門 クラシックの迷宮

2023年04月23日 | 日記
 昨夜のクラシックの迷宮は「チェロ進化学入門」だった。
 かってに、なにしろクラシックの迷宮なので、コダーイの無伴奏が始まり(!)で、現代の超絶技巧や特殊奏法にいくのかと思ったら、いやいや、全然そんなのではなく、チェロという楽器の始まりからの古楽的?アプローチだった。
 でも最初と最後がカザルスというのはいただけないなあ。
 それからもちろん、こっちは本当に楽器を触っているもんで、たとえプロだろうと「チェロも親指を使えばもっと自由になるわけで」みたいなことを言われると、あんたチェロ弾いたことあるのかよ、いいかげんなこと言うなよ、と思ってしまう。(すみません、シロートのたわごとです。)

古楽の楽しみの聞き逃し配信が始まった

2023年04月17日 | 日記
 毎朝もう何十年も6時から古楽の楽しみ(バロック音楽の楽しみ)だったのに、いつからだったか5時からの放送になって、まったく年寄りだと思ってバカにしている。(^^;)
 今日から聞き逃し配信が始まってありがたい。

ドメニコ・ガブリエリ 無伴奏チェロのためのリチェルカーレ

2023年02月11日 | チェロ
 9日の朝、古楽の楽しみで流れたドメニコ・ガブリエリの無伴奏チェロのためのリチェルカーレ、鈴木秀美の演奏が、美しくて感心した。CD持ってないと思うのだが買おうかなあ。PCのラジオ録音で録音しているのだが、しょっちゅうプツッと音が切れるのだ。電子レンジから出る電波で妨害されるのだと思う。朝起きて毎朝牛乳を温めて飲んでいるのだが、聞き惚れてというか音が切れるのが怖くて我慢した。

ヴィーラント・クイケンの無伴奏

2022年12月07日 | チェロ
 いつもいつも間が抜けたころに聴いているのだが「古楽の楽しみ」のバッハの無伴奏の回でヴィーラン・クイケンの演奏を聴き、とてもゆったりとしていて、そしてとても好もしかった。
 われわれアマチュアも、アマチュアの、あるいは自分のテンポというのがあるのじゃあなかろうか。
 チェリビダッケが遅いテンポを選ぶことが多く、大きな編成のオーケストラ曲ほどその複雑な音楽を聴くためには時間が必要なのだ、というようなことを言っていたのを思い出した。ほぼ同じ意味で、われわれアマチュアも自分の技量にあったテンポを選ぶべきで、それ以上のテンポで演奏しても楽しめないし、客観性がなくなると思う。
 晩年のベームも非常にゆったりとしたテンポ設定をしていたが、そういう変化というか老いを自然に受け入れれば良いのではないか。ヴィーンフィルは、その遅いテンポに豊かな音楽を盛り込んでいるから成り立つのだと言っていたそうだ。(岩城)遅くても客観性のある演奏をするにはそれは別の高度なテクニック(音楽性)が必要なのだろう。

2022/07/09

2022年07月10日 | 日記

 なんだか昨日は呆けていたなあ。一日一歩も家から出てないかもしれない。
 本も読まず、漫画すら読まなかった。テレビは録画を1個。デモクラシータイムズのyoutube配信は見た。楽器もほとんどさわらず。触らずといっても、昨日はともかくちょっとずつやろうと思い、チェロも笛も10分くらい触ってすぐしまって、ピアノというか鍵盤も数分ずつなんどかさわり、碁も9路盤はすぐ終わるので4局打ち、そういえば19路も打ち、詰碁というか手筋の本を1ページ読み、youtube配信を見ながら鍵盤を触り、筋トレをちょっとずつし、愛読書をパラパラ見返し、録音したFMは古楽の楽しみを2個居眠りしつつ聴き、テレビはろくでもない、すぐ消し、書類整理を5分だけやり、昨日はともかくバラバラの日だった。まあいいか。今日は選挙だがもう期日前投票した。
 写真はひも茄子というらしく、皮が柔らかいなどとネットにウソが書いてあり、皮は薄いが固い。歯ごたえがあって良いとも言える。

「何でも聴きますよ」

2022年05月11日 | 音楽
  同僚が音楽好きらしい。
「Aさん、どんなのを聴くんですか?」
「え?なんでも聴きますよ」
 と言うのだ。
「そうなんですか、僕は1番聴くのはバロック音楽かなあ、バロック音楽ではどんなの聴くんですか?」
「え?いや、バロックとか、クラシックはあんまり聴かないなあ」
「ははあ、じゃあ最近のジャズはどんなのがはやりなんですか?」
「いやジャズは聴かないなあ」
「・・・・・じゃあ民族音楽でおすすめはどんなのですか?」
「民族音楽なんて聴かないよお」
 (じゃあ、邦楽というか、都々逸(どどいつ)とか常磐津とかあるいは民謡とかは?)と思ったけど、やめました。
 何でも聴くっていったいぜんたいなにを聴くんだろう?
 僕っておかしい?あるいはいじわる?

 古楽の楽しみは朝5時から始まっているのだ。今朝は初めてなまで聴いた。そうしたら、途中でラジオの電池が切れた。(-_-;)

白鳥の湖

2022年04月04日 | チェロ

 昨日からなにしろ冷たい雨で凍える。今朝も寒いし今日も寒そうだ。
 小松菜を蒔いたのだが、これじゃあ種が流れてしまうなあ。

 オーケストラは5/15に定期で予定通り開催するらしい。らしいって事もないけれど、まあいいか。第7波じゃないのかと言う気もするが、これも本当にわからないことだ。

 白鳥の湖の抜粋。写真はオーケストラスタディだが、ともかく速くてまいる。いつもまいっている。

 クヴァンツのトリオソナタをやろうと誘われ、その後「先生に無理だと言われた」と中断し、やりたいやりたいと騒いだらもう一度誘ってもらった。とてもうれしい。

 古楽の楽しみは5時から。そんな、起きられるわけがない。途中から聞いた。録音できてるかな?

古楽の楽しみが5時からの放送に

2022年04月02日 | 音楽
 なんと!月曜日から、朝のバロックじゃないよ、古楽の楽しみが5時からの放送になると言う。エイプリルフールかと思った。(^^;)
 どんだけ老人向けなんだ。さすがの僕でも5時前には起きないぞ。まあいいか、録音して聞いているんだし。