
諸星大二郎も駄作がまったくない、すごい。これは劇場第2集となっていて第1集は雨の日はお化けがいるからで第3集が美少女を食べるだ。
「オリオンラジオ」はどこが放送しているか謎のラジオで晴れた冬の夜にしか聞くことのできない。そこから流れてくる曲を巡るいつもの諸星大二郎の不思議?な物語。
オリオンラジオの夜
第1話 サウンド・オブ・サイレンス
第2話 ホテル・カリフォルニア
第3話 悲しき天使
第4話 西暦2525年
第5話 赤い橋
第6話 朝日のあたる家
原子怪獣とぼく
ドロシーの靴 または虹の彼方のぼく
僕は著者よりやや年齢が下なのでじつはこれらの曲には同時代的には接していない。S&Gは中学生くらいの時にビートルズより性に合っていたらしく少しは聴いた。他はそこら辺に流れているのを聞いたおぼえはあるが、ほとんど思い入れも思い出もなく、ちょっと残念だ。今やネットがほんとにすばらしくて調べればみんな聞ける。
面白くて、これらの原曲?を次々聞いてみたのだが、そうしたら「これを聞いている人はこれも聞いてますよ」とお節介なおすすめの中に同時代的な日本のフォークソングにまじって森田童子なんか出てきて、へえ、おもしろいなあと思ったことだ。
家から遠く離れ、京都で過ごした学生時代に、友達からカセットテープをもらい聞き入りました。
精神的に不安定な年代だったせいか、衝撃に近い感動を受けたのを思い出しました。
いつもありがとうございます。
そうでしたか。心に染みますね。
僕自身はなんていうか心狭い反抗期で、おセンチ?過ぎてきらいでした。そういうふりをしていた気もします。ドラマ「高校教師」で、これを劇中歌?に選ぶのはすごいと思い、心に染みるなあと思い、いまもそう思っています。