一条の光・天井から降る哀しい音 耕治人

　　耕治人（こうはると）というのは自分で「モーツァルトと似ている名前」という、私小説の作家らしい。全然知らなかったが、埋もれてしまうようなのはそうなるだけのものがある（あるじゃなくて「ない」）と思う。（シロートのたわごとです）
　私小説というのが日本独特のものらしいが、だいたいがめめしくぐずぐず書いてあるもので、好きじゃない。老老介護のことは他人ごとじゃないし、今もほとんど何も解決していない政治問題だと思う。