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博士の異常な愛情 または私は如何にして心配するのを止めて水爆を愛するようになったか キューブリック

2024年06月19日 | 映画・テレビ
 wikiによれば
「キューバ危機によって極限状態に達した冷戦の情勢を背景に、偶発的に核戦争が勃発し、人類滅亡に至るさまを描くブラックコメディ。政府や軍の上層部はほぼ全員が俗物ないし異常者として描かれる風刺劇でもある。 」

 無教養なもので題名は何度も目にしたが、どんな映画かも知らず、でも知られた映画を見るのは教養だと思い、先入観なしに見たのだが、おもしろいねえ。おもしろいというかこわい。人類はこうして滅亡するかもしれないなあ。

 wikiは「政府や軍の上層部はほぼ全員が俗物ないし異常者として描かれる」というが、ここで描かれているアメリカ大統領はまともだし、イギリス空軍のマンドレイク大佐もまともだと思うよ。ストレンジラヴ博士の異常性がクローズアップされていると思うが、彼もまあ普通の範囲内なんじゃない?そんなことない?
 リッパー准将のことをこれは河野太郎だとずっと思いながら見ていた。河野太郎は異常だ。はやく社会から抹殺しないとたいへんなことになる。いや医療保険はもうなりつつある。どうしてみんな平気なのかちっともわからない。こわすぎる。