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赤めだか 立川談春

2020年07月14日 | 
 立川談志の弟子のエッセイというか落語家をめざして修行して成長する思い出というか。「談春のセイシュン」で良いじゃないか。評判だったらしい。おもしろかった。
 音楽も落語も生で聞かなければ本当のところはわからないと思う。だが田舎に住んでる者としては東京に行ってまで聞くなんてのは酔狂でなければしない。それでいいのだ。
 書いてあった「除夜の雪」米朝 をネットで見たが、あまりおもしろくなかった。さげも良いとは思えない。圓生の録音でも感じるが、作家の書いた新作は全然聞くに値しないと思う。落語家の作ったものはおもしろい。圓朝はじめ漫談あるいはまくらでも、桂三枝も昇太も白鳥もおもしろいと思う。それもなまで聞いているわけではないのだけれど。