Midori plays Bach - Chaconne, Partita No. 2
At Castle Köthen, where Johann Sebastian Bach wrote the Sonatas and Pa...
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前の記事で、中島隆久が初級~中級向けとうたっている 2本のチェロのための名曲選 に「右手を非常に柔らかく」と書いていることをくさしたが、五嶋みどりの右手はとても硬いよね。いや、硬いのではなく指や手首を「こねて」いないのだと思う。指や手首をあまり使わず、それがシャープな硬質な発音につながっているのだと思う。
ときどきあるいはしょっちゅう、アマチュアが柔らかい指や手首をもとめて練習したり、(後輩などに)させたりする話を聞くのだが、僕は百害あって一利なしだと思っている。
指や手首の柔らかさが表現につながることもあるとは思うが、それはなんて言うかなあ、結果として柔らかくなるのであって、指だけ、手首だけ動かしても柔らかく動くようにはならないと思う。柔らかさは必ずしも必要ないし。
自分で柔らかい手首も、そうかといって「硬くても美しい発音」ができているわけでもないシロートが言う資格があるわけでもないが。すみません。
記事のタイトルが「伊藤みどり」になっていました。たいへん失礼しました。指摘されるまで気づかないってのがまたひどい。すみません。
ここにお名前を書いてお礼とおわびと書くべきなのでしょうけれど、消してとのことなので、いやほんとにすみません。ありがとうございます。(1/9)