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テレマン リコーダーソナタ ヘ短調 有名な?4つのソナタの3番目 

2019年11月30日 | リコーダー
 テレマン 、 ゲオルク・フィリップ  Telemann , Georg Philipp (1681-1767)
リコーダーソナタ ヘ短調 有名な?4つのソナタの3番目 
「忠実な音楽の師」にファゴットソナタとして収録されているが、indexにはリコーダーのソロとしても載っている。この、indexは隔週刊だった「忠実な音楽の師」をまとめたときにつけたのだろうか?
 どうも当時あるいはテレマンが、リコーダーとファゴットは同じようなもんだ、と思っていたらしく、この曲以外にも、これも有名なトラベルソ2本、リコーダー、通奏低音の4重奏曲(ターフェルムジーク第2集)のリコーダーもファゴットでもと書いてある。
 へ短調なのでとても難しい。難易度4〜5、つまり、多分僕は一生人前では吹けないだろう、と言うくらい難しい。でも、うまい人はたくさんいるもので、アマチュアが鮮やかに吹くのを何回か聴いた。
 asはgisより高いはずで、0123456(半開)の方がよいがb(フラット)asの連続だと難しく、23456を多用してしまう。その後、バロック時代のフィンガリングは、ドイツ式ともイギリス式(いわゆるバロック式)とも違うと言うことを知ったのだが、それでは上のb(フラット)は012346ではなく6は半開だというのだ。そうするとb-asは5だけ動かせばできるので簡単じゃないか。今のイギリス式の楽器でやっても意味はない、と思ったが、いや、実は実際やってみるとそんなに悪くない。というのはb(フラット)はフラットだから相当高くて良いのだ。
 4楽章vivaceはバロックのvivaceなんだからアレグロより遅くなければいけない。(速くてももちろん美しいが)速めのメヌエットくらいで奏すべきだ。