美韓 - HangMine -

韓国の趣をお話ししましょう

寺内貫太郎一家と冬ソナ

2018年05月29日 | 韓国雑感

先週、亡くなられた西城秀樹さん

新しい家に引っ越す際にも、処分できず持っているシングル盤やLP・・・

コンサートにも行った私のアイドルだった人

 

訃報を聞くも不思議な感覚

ひどく悲しいのとも違うし、心に穴があく感覚でもない

けど、

幼い頃、楽しみで仕方のなかった「寺内貫太郎一家」

向田邦子さんの原作本にも、長男周平は西城秀樹似!と登場

冬ソナに似た、ドラマを作る意気込みが感じられる昭和を代表するドラマ

向田さんの脚本しかり、久世さんの演出しかり・・・

家族を描き、人の心の機微を描き

お二人が生きておられたら、冬ソナにも感動されたはず

 

誰かが亡くなると母は冬ソナのユジンのセリフが忘れられないと言い

よく口にします

「바로 옆에서 숨쉬고 말하던 사람이 하루 아침에 사라진 느낌... (中略)

 단 한 사람만 없는 느낌・・・」

 *すぐそばで息をし、話をしていた人がある朝突然消えてしまった感じ

   周りは何一つ変わってないのに・・・

 

「死んだ人にとって一番の贈り物は、忘れてあげることです」と

イ・ミニョン(ペヨンジュン)が言った言葉への反論のセリフ

あなたにこの気持ちが分かるのかと・・・

 

プレイヤーがないので、もう聞くことのできないレコードです

結局忘れることも、捨てることもできない

幼い頃の気持ち

なんとも言えない心が先週から続きます

 

故人のご冥福をお祈りします

고인의 명복을 빕니다

 

 


 

 

 

 

 

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