美韓 - HangMine -

韓国の趣をお話ししましょう

上弦の月と舞

2011年08月20日 | 韓国雑感

                 Img_0104          


新月から始まった8月の上弦の月夜、韓国舞踊家・キム・ミジャさんが舞った。

中世夢が原で開催された、日本のパーカッション奏者・土取利行さんとの共演を観賞。

月明かり、松林、芝生の匂いが、野外ステージとなった夢が原をより幻想的に。


パーカッションが奏でる音と共に、キム・ミジャさん率いるチャンム・ダンスカンパニーの舞は、

優雅な中にも力強い躍動感で表現され、パーカッションとのコラボはぴったりだった。

奈良の平城遷都1300年記念グランドフォーラムでも共演されたそうだ。


ステージとなった少し小高い芝生の奥には、松林の小道が続き、

あたかも“花道”を設えたかのようだった。


ドラマ「ファンジニ」でキーセン(妓生)が踊る時の手の所作は優雅で美しい。

実在したキーセン、ファン・ジニさんも素敵な舞を踊っていたのだろう・・・

月明かりの下で過ごした、真夏の一夜でした。



☆おまけ☆

実在したファン・ジニさんはたぐいまれな美貌の持ち主で、

詩・書・音律にも優れた才色美人。芸名は“明月”(ミョンウォル)

舞を観た当日の“上弦の月”が見事に美しかったのは、偶然でしょうか・・・




コメント (4)
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