カラスウリ（烏瓜）の花・キカラスウリ（黄烏瓜）の花・ツヤアオカメムシ・ミンミンゼミ・タナグモ・オオヒメグモ・日記・俳句鑑賞

▲カラスウリ（烏瓜）の花
　＜ウリ科カラスウリ属＞
里山や丘陵の林の縁に赤橙色の果実をつける。
雌雄異株の蔓性で葉は光沢が無くざらつく。


日没後に怪しくレースをひろげて５裂した白い花を夜に咲かせ、
朝は日が昇る頃には花は閉じている。
夜にスズメガの仲間を誘う。


夜に怪しげなレースを開き美しい花を咲かせて、夜の蛾を呼ぶ。



初めは、ウリ坊のような形で、緑色に白い線が入る。


やがて、赤く熟した果実は５～７センチで、
食べられないウリなのでこの名がある。

▲キカラスウリ（黄烏瓜）
　＜ウリ科カラスウリ属＞
烏瓜に似るが、晩秋に大きな黄色い実がぶら下がる。
葉は光沢があり、カラスウリと同じで日没とともに開花する。


カラスウリの花ほどレースが繊細ではない。
５裂した白い花冠の先は細かく糸状になる。


根のでんぷんからあせもに効く天花粉（てんかふん）をつくる。
（今は天花粉を滅多に見ないので懐かしい。）


晩秋に黄色い大きな実をつける。

※昆虫コーナー

ミンミンゼミ



ツヤアオカメムシ


オオヒメグモ

タナグモ

やっと卵からかえったばかり１齢のたぶん・ナミアゲハ

＜日記＞
午前中、また花屋で安売りの花を買ってきて植える。
本当に寂しいくらい花が枯れて無いのだもの。
秋まで待とうと思ったが待ちきれない・
午後に姉の子が「パン教室」の帰りに立ち寄る。
火曜日は仕事が休みなので、千葉から東京まで出てくる。
子供たちの近況を聞いたり、近くに住む姉の日常のことなどを
聞く。年ごろの子供たちは、元気だったり、
言う事を聞かずに悩ませたりと忙しいらしい。
姉も足が悪くて（遠出ができない）ので、
色々重宝しているようだ。
また、来月、会うことを約束して帰宅。

　　　　　　　　　　　《俳句鑑賞は秋の季語蟷螂（かまきり）》
　　　　　　　　　　　　　蟷螂（とうろう）・いぼむしり・などと使う。
　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　画像はHさんの帽子にとまったオオカマキリ

　　　　　　打ち水の先へ先へとザ・カマキリ　　　　河原　珠江