れんげの画像日記

移り変わる季節の庭の花々、お散歩途中で見つけた野の花、
里山での風景などを、日記風に綴って行けたらいいと思っています。

ガガイモ(蘿藦)

2019-08-30 05:13:15 | 野の花日記

ガガイモ(蘿藦)
<キョウチクトウ科イケマ属>
多年生のつる性。


横に這う地下茎で繁茂し、茎は切ると白い乳液がでる。
葉は対生し長卵状心形で長さ5~10センチ、 幅3~6センチあり、
全縁で裏面は白緑色を帯びる。




葉のわきから長い花柄をだし、
淡紫色の花を総状花序に咲かせる。
花冠は5裂し、裂片の先は反り返る。





ガガイモの名前の由来は、
カガミ(かがむ)と言う動作を意味していて、
屈むような低い場所に太い茎があるという事からついた。


あるいは、ガガはスッポンの事で、
葉の形がスッポンの甲羅の形に似ている事からと言う説もある。



袋果は長さ8~10センチ、幅2センチほどあり、
表面にいぼがある。




まだ青い袋果。




奇麗に折りたたまれた綿毛の種子の姿は
いつ見つけても嬉しいものです。



袋果が割れると中の種子が風によって散布されます。


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