人々との楽しい出会い・・・

    急がず、焦らずゆっくりと~~

岩倉、実相院・・

2009-10-28 20:31:05 | 神社、仏閣、名所、
岩倉、実相院
境内には約200本もの楓やモミジが植えられほんの少し色付き始めたと聞き出掛けてきました。客殿のお庭のモミジ数本がソロソロ色付いておりましたが、本格的な紅葉は、まだまだ先の様です、京都市内の見頃は例年同様10月下旬から11月中旬頃でしょうと言う事でした・・
<

ご門に続く表土塀には、白線が5本埋め込まれています・・(門跡寺院の証です)・・ご門をくぐると境内へと続きます


元、天台宗派の門跡寺院、現在は単立寺院で不動明王を本尊とし寛喜元(1229)年、藤原兼基の子静基権僧正が開基とし創建され応仁の乱(1467~77)が激しくなり此処岩倉に移った。江戸時代初期、足利義昭の孫、義尊の時代、母(三位の局)が後陽成天皇に仕え道晃法親王(聖護院門跡)を設けたことから天皇家とのゆかりが深まり大宮御所の一部を賜り、今日まで伝わる四脚門、車寄せ客殿は女院の住まいとして王朝建築美の風格ある佇まいを見せ、客殿の襖絵等は狩野永敬始め狩野派の絵が張り巡らされている数少ない女院御所です・・冊子参照

ピカピカの鏡の様な客殿の床に映す見事なモミジで有名な「床モミジ」も撮影禁止・・残念なことに室内総て撮影禁止のため、室内の画像はありませんが・・方丈前の白州の様子や少し紅葉の始まったお庭の様子などご覧ください。
< < < < <
< < < < <

サムネイルにマウスオンをお願致します(タグはnon_nonさまにお借りしました)

入口近くに素敵なツワブキのお花が・・お花とお揃いの黄色い蝶々遊びに来ていました。蹲の近くには可愛いピンクと赤いお花も顔を見せてくれました。(花ぐるまさま、ピンクのお花、ダイモンジソウ教えて頂き有難うございます)
<

マウスオンクリックで3枚の画像を・・

今から280年前に御所の一部を賜った実相院の客殿、大変貴重なものですが重要文化財の指定を受けていないため建物や襖絵、障壁画、の老朽化が進み修復に苦慮なさっている様子でした。車寄せや建物の彼方此方につっかい棒が幾つも見られ大変さが伺えました。