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備忘録 お世話になりたい病院

2012年04月25日 | 
●分娩台よ、さようなら 大野明子 著 メディカ出版

以前読んで、題名も著者名も失念してしまって、ずっと探していた本が見つかりました。おめでたのときには、この著者の病院にお世話になりたいと思われるステキな産院です。

お世話になる予定は今のところ、まったくないけれど、備忘録として書いておきます。

私が読んだのは、文庫本でしたが、今日見かけたのは、ハードカバーです。ハードカバー版には、勇気ある女性の自宅出産の様子の写真がところどころにあり、驚きました。

この本はインパクトを受けたので、題名も著者名も忘れていたのに、インパクトがあったエピソードはさっき読んだばかりのようにすらすらと思い出せます。

逆子というのは、事前に治せるらしい。胎児が小さいうちは、ときどき逆子になることはよくあることのようで、気がついたら、その本に書かれているある種、逆立ちのような体操を母親がすることで、治せるそうです。その指導をきちんとしているので、その病院では、逆子の出産はないとことでした。

妊娠に対してあまり知識がないので、妊婦は体を動かしたらいけないのかと思っていましたが、この本を読んで、妊婦が歩くこと、しかも山登りのような上りの道が安産によいらしいとか。

自宅出産するときの、上の子供が大好きなお母さんの陣痛を心配している様子の描写が、何と言うか、天使が見守っているかのようなステキなことのように書かれていました。出産は、小さな子供に見せるべきでないとステレオタイプのように考えていましたが、そうでない場合もあるようです。

何の本でしたか、これは別のソースですが、ある村の、ある世代以上のお母さんが亡くなりそうなときは、子供が全員集まって悲しそうにしているが、それより下の世代のお母さんが亡くなりそうなときは、もう少しよそよそしく距離があるという話をしたときに、それは病院で子供を産むようになったからだと、ある世代の女性がたちどころに応えたとか。ある世代というのは、90代以上のことで、それより若い世代は病院出産が主流になったとのことです。

自宅出産だと、生まれた子供とずっと一緒にいることができ、子供への愛情が親に育まれやすく、病院出産では離されてしまうので親の情が湧き難いような書かれ方でした。この本は最近読んだはずだから、題名はきっとすぐに見つけられると思います。

探すのは宿題ということで。


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