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備忘録 1つの生地で餃子も、めんも、パンも!

2012年05月16日 | 
●1つの生地で餃子も、めんも、パンも! 荻野恭子 著 文化出版局

副題に「ユーラシアの粉物語」とあります。

昔、学生時代に初めてラビオリなるイタリア料理を見たとき、「まあ、餃子みたい」と言ったら、その時、一緒にいた意地のわるい先輩に、あきれられからかわれたことがあります。変な思い出です。

でも、ラビオリは、やはりイタリアに伝わった餃子ですよね。この本では、めんロードといって、シルクロードを通って小麦粉の生地から作る料理をたどって伝わった世界各地の料理を紹介しています。そのめんロードの終着点はイタリアだとか。

トルコには、ラビオリの原型のような、その名も「マントゥ」という餃子料理があります。おまけに、ス・ボレイ(ス・ビョレイ)というラザニア料理もあります。

韓国でも、水餃子をマントゥといいますし。

ときどき、文化の伝播に思いをはせながら、めくりたい本です。


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