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はまっているあれこれ
(今はFTISLAND、いろいろ)

分かち合う

2012年02月11日 | 
●100人の村と考える種  中野裕弓 文と訳  ビジネス社

最近は、日本や韓国、台湾、中国についての評論ばかり読んでいます。この日も図書館のそんな評論の棚を物色していたら、この本がありました。はじめ、棚が間違っているのかとびっくりしていましたが、違いました。この日はこの本との出会いがあったようです。

ベストセラーになった「世界がもし100人の村だったら(池田香代子)」の元になったメールを実際に受け取った著者自身が、最初のメールの数字をそのままに訳し、その後のいきさつも合わせて書いています。

地球が100人の村だったとしたら、日本人のほとんどが上位8%の裕福な人になってしまうそうです。

日本は恵まれている。恵まれていることに気づくというセンスを持っている国がたぶん日本だと思う。だから分かち合うということができる。日本は分かち合うということにおいて、世界のリーダーになれるかもしれない。


  恵まれている人が、恵まれていることを申し訳ないことと思っているいるうちは、そこに周りを巻きこむようなエネルギーがあふれだしません。
  恵まれていることを素直に喜び、そしてそれを周りの人と分かち合おうとするならば、世の中の豊かさはもっと周りを豊かにしていく…

  昔の人がこう言いました。わが身より出ずるものは いずれわが身に戻りくる、と

  お金に執着することなく喜んで働きましょう
  かつて一度も傷ついたことがないかのごとく人を愛しましょう
  誰も見ていないかのごとく自由に踊りましょう
  誰も聞いていないかのごとくのびやかに歌いましょう
  あたかもここが地上の天国であるかのように生きていきましょう


このブログでもすでに紹介しているかもしれない、この5行詩は、英語の原文では命令形だったそうです。それを著者が、「Let's」がついているかのように意図的に想いを込めて訳したそうです。日本語にはそのほうがふさわしい感じがします。


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