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(今はFTISLAND、いろいろ)

生きがいの創造

2012年07月10日 | 
生きがいの創造 Ⅳ
飯田史彦
PHP研究所


●生きがいの創造 Ⅳ 飯田史彦 PHP研究所

「生きがいの創造」のⅠからずっと読んでいます。「生きがいの創造」では、前世を覚えている子供たちの話が出てきて、それを読むとなぜか、今の人生を大切に生きていこうと力づけられました。その感動は、私の心のなかでいつもいつも再創作され甦ります。

生きがいシリーズは対談集も含め、ほとんど読みました。そこから、新しい作家さんを紹介いただいたりして、新しいものが出るのを楽しみなシリーズです。ただ、最近はずっと読んでいませんでした。著者の飯田史彦さんが、脳出血を起こし、生死をさまよった経験が書かれている「ツインソウル」から読んでいなかったので、その「ツインソウル」もさっそく読んでみようと思っています。

その後、健康を回復した飯田史彦さんは、お住まいが福島県だったので、東日本大震災で被災されていたのでした。「生きがいの創造 Ⅳ」は、その被災された後のことが書かれているのです。

どの著書からか忘れましたが、驚くべき内容が書かれるようになり、それはまあ、真実なのだろうけれども、受け付けない人には受け付けられないだろうと心配していました。だから、この本には、注意書きがありました。その人のレベルで、フィクションとして読んでもらってかまわないというような。でも、私はとても力づけられ、心がほっとしたのでその部分を紹介したいのです。

この本には、被災して津波に巻き込まれて命を失った方からのメッセージが書かれているのです。それによると、地震と津波は単なる自然現象であったということと、被災して津波に飲み込まれたりして命を失ったときに、苦しんで死んだ人はいないそうなのです。

死を受け入れた瞬間から、おそらく肉体が感じたであろう苦しみの情報は、脳が遮断する生命の仕組みがあるようなのです。

本にも書かれていましたが、これは福音です。

私は、大勢の人が大津波で苦しみながら死んでいったと思っていましたから、この箇所に救われた想いがありました。死が決定的な状況の時は、肉体の苦しみを味わうことなく魂が体から離れる仕組みがあるのは、死は怖ろしいものではないという情報になります。信じるかどうかは、読者個人個人が決めることですが、この情報に触れられただけでも、この著書を読む大きな価値があると私は思います。


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