子どもは親を選んで生まれてくる | |
池川 明 | |
日本教文社 |
ずっとはまって池川 明さんの著書ばかり読んでいました。数冊読んだうち、この本と「胎内記憶(角川新書)」が、内容が充実しており、読み応えがありました。いくつかの著書は絵本のような作りで、小さなお子さんと一緒に読むのに適した感じです。
この本を読むまでもなく、転生輪廻による生まれ変わりを信じています。自分が好きな考え方を選択すればいいですし、そう考えると幸せになったり、力づけられる考え方を選べばよいと思います。
私がもう少し若かった頃、親を選んで生まれたなどと言われたら、HAPPYになれない時期もありました。そのときは、親が私を勝手に生んだと恨んでいたんですね。
今は幸せだと思います。
これらの本を読んで、私は胎内記憶も前世の記憶も親を選んだ覚えもまったくないけれども、まだ小さかった頃におっぱいを含みながら眠りについていた頃を思い出しました。おっぱいはとっくに出なくなっていたのに、かなり大きくなるまで母親に添い寝してもらい、おっぱいをただ口に含みながら眠っていたのです。
ある日、「もうおっぱいはいらない」と自分からその添い寝を卒業したのでした。それまでの温かい記憶を思い出しました。大人になってぶつかることが多くなった今の母を、もっと大切にしなければいけないなあと当たり前ですが、ふと思いました。