禁煙2079日目 「左目サイボーグ化計画 － 右目もついでに その3 －」

「左目サイボーグ化計画　－　右目もついでに　その3　－」」

私は看護師さんからは、うつ伏せ寝で眠れない人が
多いと聞いたが、私は小学校の高学年の頃していた
のですんなり眠れた。

翌日から眼薬を1日6回2時間おきに看護師さんに
点してもらうことになる。

入院中の1日のスケジュールは大体次のようなものだ。
7:00 起床
7:45 朝食、黒酢、チョコ
8:20 瞳孔を開く目薬
9:00 目薬、担当医診察
9:20 首下シャワーと洗髪が交互に1日おき
11:00 目薬
11:45 昼食
12:45 目薬
15:00 目薬
16:40 お茶
16:48 目薬
17:40 夕食
19:00 目薬
21:00 就寝

黒酢は日常サプリを摂取していたものを持参。
チョコは、術後の回復にいいと以前テレビで見た
ので食べてみた。


12月8日(火)
左目の経過が順調なのだろう、今度は右目の網膜の
薄い所にレーザーを当てようということになった。
16:40～17:20、診察室のような所でレーザーを当てた。
途中痛かったのでそういうと、もうちょっとだから我
慢してとのこと。網膜の厚みが普通の所から薄い方に
レーザーを当てるに従って痛くなっていくようだ。
結局、2～3回に分けることもあるのが、１回で済んだ。

左目はアルミ製の眼帯をしているが、右目はそういう
こともなく、点眼だけですることになった。

右目の奥には、ずっと熱っぽい感じがしていたのが、
きっと治ると思った。実際、その後次第に熱っぽさは
無くなっていった。

禁煙2079日目 「左目サイボーグ化計画 －網膜剥離の手術 その2－」

「左目サイボーグ化計画　－網膜剥離の手術　その2－」

翌日12月4日(金)
たまたま娘が休みで、娘の運転でHYS眼科へ。
13時までに来て、入院手続きをするように言われていたので
約30分前に着く。食事は、軽くするようにとのことだった。


この日は手術の日になっているらしく、順番待ち。
当初、16時頃に予定してるが前後することもあるらしい。
手術は機械で眼を開いてするとのこと。
だいぶ後でネットで捜すとえげつない画像だった。
瞳孔が開くように点眼、眼の麻酔に点眼を3回。

18時から手術となった。手術室に向かう途中、看護師さん
から「先生は上手なので大丈夫ですよ。」との一言。きっ
と、術後の経過がいいからの言葉と受け取った。一気に不
安が消えていった。

手術室に入ると下まぶたに注射で麻酔を打たれた。顔には
何か布のようなものでで覆われ左目周辺だけを開けられて
いた。すぐに手術が始まる。痛みはない。

事前に聞いていた手術の内容は、眼の中の硝子体を取り除
き、剥離している網膜を元の位置に戻し、その周辺及び
網膜の薄い所にレーザーを当てる。取り除いた硝子体の
あとには状況によりガスか空気かオイルを入れる。また、
その術後白内障になる確率が高いので、合わせて水晶体
を眼内レンズに換えることになっていた。

手術中、どの過程が行われていたのかは分からない。ただ、
レーザーを当てている時、眼が動くらしく、動かさないよ
うに何度も注意され、次第に先生の語気は強くなった。
その後、2～3日へこむことになった。

緊張のためか体が硬くなっていくのを察してか、看護師さ
んが手を握ってくれた。私は、緊張をほぐすため、頭の中
で歌いながら看護師さんの手をトントンしていた。顔は見
えないが、「惚れてまうやろう」と思ったのは間違いない。

1時間程の予定が1時間半かかり手術は終了した。
術後、うつ伏せで30分の絶対安静。
その後トイレに行ってもいいが、後はうつ伏せで30分。
さらに1時間後、夕食をいただいた。

これからの姿勢は、寝るときはうつ伏せ、昼間は座位では
テーブルにうつ伏せ、トイレに行ったりするときは下向き
でゆっくり歩くように指導された。