HALクリニックの診察室から

Human Active Life…新潟で心臓血管外科のクリニックを開設した医師のひとりごと

今夜は「アヒージョ」でスペインの気分 ^_^

2020-01-11 20:54:27 | グルメ
 スペイン料理は、海産物を多く使っており、日本人には馴染みやすいですね。
特に大好きなのは…




「アヒージョ」

ニンニクとオリーブオイルの香りが食欲をそそります。
何を入れ理科はお好みですが、海鮮がたっぷりが好きです 
牡蠣、タコ、ホタテなどがいっぱい

食べ終わると、おいしさだけでなく、体にエネルギーがチャージされた感じ 


ごちそうさまでした 
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わかりやすい説明… 年金は「世代間の仕送り」ですが…

2020-01-11 20:13:04 | 日記
 若いことは、「年金」というシステムを理解していませんでした 
「毎月自分が払ったお金が貯まった分から老後に貰う」と思っていましたが、
ある時に「今自分が支払っているお金は貯められているのではなく、今年金を
貰っている人に支払われている」と知った時にはビックリしました。
 平均寿命が変わらず、人口が変わらず、人口の年齢構成のピラミッドが同じであれば
昔の人も今の人も未来の人も同じように支払い同じようにお金を受け取れます。
でも、寿命が延びて年金を受け取る高齢者が増え、少子化で支払いをする若い
現役世代が減れば、今の高齢者の年金受取額は減少し、今支払っている人が将来受け取る
年金額は減ります。
 年金問題が議論され、年金だけでは老後の生活ができないという問題があったり
しても政治家や官僚はうやむやにして握りつぶしました。
でも、国民が理解していないのは、年金というシステムの根本的な構造であり、
少子高齢化で年金がどうなるかは、政府がどんなに蓋をしても明白です。

今朝の朝日新聞で、年金のことを「世代間の仕送り」と評していました。
なるほど、これならわかりやすいです。
「若い支払いをする世代から年金を受け取る高齢者にお金を仕送する」
というのは実際の金の流れを端的に示しています。

問題は、若い時に仕送りをしたけれど、いざ、仕送りを受ける年代になったら
自分が仕送りしたよりも少ないお金しかもらえないという現状です。
そうであれば、「年金の支払いをするより、自分のための個人年金に積み立て
運用して自分で受け取りたい」と考える若者が増えるものは当たり前です。
また、昔の大学生は親からの仕送りだけでやりくりして大学生活をしていたが、
親からの仕送りが減って、いろいろなアルバイトで生活費を稼がないと
大学生活ができない、というのと似たことが年金の場でも起こります。
年金だけでは足りないから、蓄えていた資産を切り崩して生活するとか、
高齢であってもできる仕事をして生活費の足しにするとか…

年金の将来に不安だから、若い人が年金を払いたくなくなるというのは
むねなるかな。
高齢者の年金レベルを維持できずに金額が減るのも至極当然。
だから、「定年の延長」や「(高齢であっても働けという)1億総活躍社会」で
高齢者の生活を支えようというのでしょうが…


「年金」にしても「医療費」にしても大胆な構造転換が必要ですが、大きな痛みと
不満が噴出するので、政治家も官僚も手をつけたくない問題です。
でも、先送りしていれば、修復不可能は状態になることは明らかです。
改革を断行できるリーダーと痛みを分かち合って支える国民が今必要ですが…


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