「動悸」で受信される患者さんが多いです。
「脈が飛ぶ」「速い脈が続く」という表現で動悸を説明されるのが
いままでの診療でしたが…
「スマートウオッチ」
心拍数をモニターできるスマートウオッチがいろいろ発売されています。
基本的な機能として組み込まれていると思っていいかもしれません。
さらに心拍数の異常があると警告も出る機能があるそうです。
最近は、「スマートウオッチで心拍数の異常の警告が出た」という
ことで受信される患者さんがチラホラ出てきました。
時代の移り変わりですね〜〜
確かに急に心拍数が増えているので、心房細動などの不整脈が疑われます
でも、心電図が見れないので、確定診断にはいたりません。
ホルター心電図などで心電図波形を確認することが必要です。
日本では使えない機能ですが、アメリカでは
「心電図測定機能」があります。
残念ながら、日本では厚労省が認可していないので使えないとはもったいない
この機能が日本で認可されたら、自分で気がつかない「心房細動」が発見できて
「脳梗塞」で倒れる人を減らすことができそうです。
心電図は記録的なくても心拍数で不整脈の種類も推定できるので、
これからはスマートウオッチが「動悸」の診断に役立つようになりそうです