![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/77/35/f38b46f0d47400024d6644a9d8c44998.png)
主演のマシュー・マコノヒーが
アカデミー賞 主演男優賞を獲った事でも話題の映画
彼の役作りがとにかく凄い
20㎏の減量は もはや 誰かもわからないくらい
の劇的な変化で、HIV感染者の役作りに挑んでいます
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5e/c9/8ec386e186f155e569d5a9a6c2ecfadf.png)
ここで彼は ビジュアル的に主人公ロンに近づく事もそうですが、
ダイエットの過程で 精神的に、貴重な経験をしたようです
究極の空腹に アタマが冴え、睡眠時間が減り
普段当たり前と 思っていた事にありがたみを感じた・・・・というのです
ある日突然、HIV陽性の診断を受け
余命1か月の診断をうけた ロン-----それは晴天の霹靂
テキサスのロデオで賭けをし、女を買い
電気技師の仕事で食いつなぐ トレーラーハウスのその日暮らし
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/67/3c/3a17c8304a489f8e098248761cf9987b.png)
そんな ロンが、HIVに効果があるという
無許可の薬を密輸し、
会費を募り、エイズ患者に売買するシステムを作り上げます
それが
ダラス・バイヤーズクラブ
ロンは正義感をかざしているヒーローではありません
政府と製薬会社 医学界の関係に 一石を投じ
エイズで苦しむ人を救いたい---なんて考えもありません
ただ ただ自分が生き延びたい。。。その一心で
社会とたたかっていくのです
自堕落な生活に自業自得 と思う人もいるかもしれません
しかし、感染が 発覚してからの
「生きたい」という ロンの思いの強さ
生きる事への執着が 映画を見る者を釘づけにします
死を目の前に突き付けられた 男が
その日を境に 生きるために必死になる。。。。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/28/0f/892781b4674d5424da9e2acb845aa10d.png)
人生に振り落とされないように
牛にしがみつく ロデオのようです。
役作りに命を削るように 取り組む
マシュー・マコノヒー ----彼がそこまでして
演じたかった男の 「生への執着」
説得力があるのは当然だと思います。
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