![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5b/32/c0a24679739ea412c3f451312826e1f1.png)
名画が生まれる舞台裏
「アトリエの巨匠100人」
ミロ・ダリ・シャガール・ビュッフェなど
一流の画家たちの 普段見られない
アトリエを 写真家の南川三治郎さんが 撮ったもの
撮影そのものももちろん大変ですが
まずは、撮影にこぎつけるまで、
アーティストの撮影許可を得るまでの過程で
物凄く苦労したようです
取材交渉に3年を費やしたアーティストもいたそうです
から、驚きです。。。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/16/35/b29f625d1b310b2d07901bfadf7e49d1.png)
アーティストにとってアトリエとは。。。
ある意味プライベート空間----
作品を生み出す事は 決して楽ではないはずですから
苦悩と葛藤の場所なのか----
それとも時には、あふれ出るイマジネーションを
作品に投影する、心地よい場所になるのかもしれません----
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/67/f7/7cf3870e6572f8940d2d0d48200dc1ca.png)
ダリのアトリエは実にユニーク
とても彼らしい空間です
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1a/4f/f5f3d9dcc3189f86f7e4e5737ffd3730.png)
《バルテュス》
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/00/e8/bbdf7cb8e33d51f6e2337a37fab4658b.png)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7d/4d/06ae2805e94c0eb3e26883db4dee0eec.png)
ロリータ的な 少女を描いた作品が多い彼
想像よりキチンと片付いたアトリエが多かった
中で 彼のそれは かなり画家のアトリエらしいものでした
テーブルの上いっぱいの絵具
それが、部屋の四方に点在しています
しかし 上から撮ったそれは
無造作でありながら まるで計算されたオブジェのようにも
見えるから不思議です
なんとなく 部屋をうろうろと
歩きまわりながら、
試行錯誤し、絵を描いていたのではと想像してしまいます
《ジョアン・ミロ》
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/79/eb/82833ab6b29665021cc61e20803daa92.png)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/29/76/a84d7da8c40a73c8e1ea9fe6baaa9d89.png)
鳥・星・太陽などを多く描いています
彼のアトリエは作品に囲まれている印象
それは壁のように彼の周囲を覆い
床にまで及んでいます
自分の作品を眺めながら 新しいものを描く
それは、いい効果を及ぼしながらも
逆に 既存のものに影響されない(それをあえて払拭する)
努力も必要とされるのではないでしょうか?
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7b/d4/72adf4c843542c3897d4f65da14288c0.png)
《ロジェ・シャプラン=ミディ》
何だかあやしげな 壁のインテリア
創作のイメージソースになるものなのか
彼の嗜好なのか・・・・興味深いです
センスのいい雑貨を飾ったり
好きな写真集を並べたり
まるで カフェさながらの アトリエもあります
置いてある椅子一つにも
画家のセンスを感じずにはいられません
意外に居心地が良さそうな? アトリエが多かったです
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/75/5f/1e1c7648eb69aa52a9d8fce7d46f79b7.png)
絵具に染まった床に乱雑に置かれた
デッサンにリトグラフ-----なんてイメージは
あっさり 覆されました。。。。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7d/0e/92031c0be1bf52abe73469669ffc23fe.png)
自らの 作品を壁に掛け
シャガールはアトリエで なにを考えたのでしょう
常に満足しないであろう、創作の世界。。。。
強いエネルギーを放出するには
あえて、リラックスできる様な 空間づくりが必要なのかな。。。。
アーティストにとってアトリエを見せる事自体
すべてをさらけ出すようで 恥ずかしい事なのかもしれません
しかし その覚悟こそ
次の創作エネルギーに変換されるものなのかもしれません。。。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます