Heart and heart

ありきたりになりがちな毎日をオンリーワンな一日に

日本科学未来館②

2013-08-30 19:00:46 | 。。。を2倍楽しむ

     このきれいなブース
     「スパーカミオカンデ」の1/10の模型です
     カミオカンデとは、地下1000mに建設された巨大なタンク
     そこは
     5万トンもの純水で満たされています
     ニュートリノという素粒子を捉えて宇宙の法則を解き明かそう
     としています

    
     このスーパーカミオカンデの生みの親は
     2002年にノーベル物理学賞を受賞した「小柴 昌俊」博士です
     17万年前に大マゼラン雲内である星が寿命を迎えて
     超新星爆発を起こしました
     それにより大量発生したニュートリノが1987年2月に地球に到達し、
     そのうちの11個がカミオカンデによって
     捕えられました

     その、カミオカンデの模型がこれ…桁が大きすぎてよく
     分からないのですがこんな
     すばらしい研究に日々 尽力なさっている方がいるんですね。




    月周回衛星「かぐや」
    2種の副衛星とともに
    月表面の元素組成、鉱物組成、地形、地下構造
     磁場などを大規模に観測しています



    金星探査機「あかつき」
    金星の気象の仕組みを赤外線でしらべます
    

    手前から水星、金星、地球、火星、木星です
    小さくて見えずらいのですが、地球の後ろが月です


    ほんとに、ここの展示は美しくて
    スケールも大きく 観る側の好奇心がくすぐられます

    こんな小さな男の子も
    スタッフのお姉さんに原発について聞かれて自分の
    意見をはきっり言えるんですよ
    頼もしい!!!

    そしてこの人だかり
    子供たちのこころを掴んだのが

    アシモです

    アシモの蹴ったサッカーボール を受け止めるのに
    立候補した男の子
    ボールを取ったあとのご満悦な表情がとっても
    かわいい!!!

    アシモは走ったりもしてましたよ。。。

    他にもたくさんのブースがまだまだありました

    地球環境を考えるブースでは、
    石油の代わりになる原料を木から採取する取組
    や、プラスチックをつくる微生物が発見されたり
     。。。???の想像もつかない事が
    地球環境のために 研究されているのが分かります

    『地球はすべての人の必要を満足させられるが
        すべての欲を満たすことはできない。。。。マハトマ・ガンディー(インド独立の父)』

    最後にやはり自分たちに課せられた課題を
     重く受け止めて 化学の素晴らしさと可能性の大きさに感動した1日でした。
   
    
    

日本科学未来館

2013-08-29 14:29:23 | 。。。を2倍楽しむ

     ゆりかもめに乗ってお台場を通り過ぎ
     たら、広い緑地の中に



     現れる「日本科学未来館」


     とってもデザインがステキな建物です

     今は夏休みという事もあって
     「サンダーバード展」も一緒に開催されていました。


     館内にはシンボルとなる
     大きな地球

     ここは吹き抜けになっていてとても
     解放的な空間

     宇宙の大きなイメージにピッタリの広々とした場所です

     館長は「毛利 衛」さん
     科学技術の発達にともなって同時に起こっている
     気候変動やエネルギー問題など
     地球のたくさんの問題に向き合って
     化学の役割を見つめ直していこうというコンセプト-----


3フロアあるうちの
     まずは、常設展------
     人の声に反応してロボットがうなづいてくれます
     声の切れ目を予測してうなづいたり
     身振り手振りで反応しながら、相手を効果的に会話に引き込むんだそうです。
     かわいい女の子が一生懸命
     「笹の葉さ~ら さら~。。。」って歌ってました(笑)かわいい!


      これは、パソコンや携帯のメッセージの
      やりとりを白黒のボールの流れで
       表したもの-----何だか難しげです。。。


     ここの展示の仕方は本当にステキだし、
     宇宙の大きさと未来のイメージに沿っていると思います

     こんな緩やかなスロープをのぼれば、


     今度は宇宙ステーション




     宇宙飛行士のサイン




     ここは飛行士の個室



     ここはトイレ

     夢のある宇宙飛行にも、無重力ゆえのリスクが・・・
     宇宙食はそういった「宇宙酔い」や無重力による
      「骨量の減少」・宇宙放射線による「細胞の酸化」を
      考えて作られているんだそうです

     食事は----オーブンで温めたり、水で溶いたり
     トイレは------専用の袋へ
     お風呂は----シャワーなどなく体を拭くだけ
     寝るときは、壁にカラダを固定して寝るんですって
 
      少し聞いただけででも大変!ムリです。。。


     次はスペースシャトル「LE-7A」エンジン


     これで宇宙まで行くんですから
     エンジンの役割の大きさは想像の範疇を超えます

     そして

     「しんかい6500」
     水深6500mの海溝を調べる探査船

     600回以上も深海に潜って
     地震や津波、火山活動の調査をしたり
     深海生態系の調査をしてきたんですって。。。。

      自分が日常を送っている同じ時間に
      こんな素晴らしい事が海の底で行われているなんて!


     ちなみに真っ暗な深海を探査するうえで
     欠かせないのが、この投光器----    
     一つで自動車のヘッドライト3~4個分の明るさに相当するんですって
     なのに、すべてのライトを点けても
     深海では10m先しか見えないそうです。。。。


     中はこんな感じ。。。。子供たちが次々と
     中に入って遊んでます
     ほんと楽しそう!!!外国人の方も多かった!
     かわいすぎるっ!!!


















       



IVY PLACE アイビープレイス

2013-08-27 12:24:34 | おすすめ



    代官山T-SITE内にあるカフェ
    「IVY PLACE」

    代官山蔦屋書店の後ろにあります

    このあたりは、朝から愛犬家の方たちがたくさん
    ワンちゃん達とお散歩
    いろんな犬種がいるので見ているだけで楽しい
    そしてみんな とってもしつけの行き届いたいい子達


    蔦屋書店とここは7:00オープン
    朝早くから、本を選んだり お茶出来るなんて最高!



    グリーンが多くてとてもいい環境----


     この日はあんまり暑く無かったのでテラス席へ・・・



     このテラス席がまたリラックススペース


     最近 まだまだパンケーキブームが続いていますが
     実は 原宿で人気パンケーキやさんに並ばずとも
     美味しいパンケーキが頂ける 穴場のお店です。
     「バターミルクパンケーキ」はとってもボリュームがあるので
     生クリームのトッピングをお願いすると飽きずに最後まで美味しく
     いただけます。そして コーヒーがおかわり自由も嬉しいところ・・・

     ここち良い朝の空気を吸いながら
     こんなステキなカフェで美味しいパンケーキを頂く贅沢!



     ちなみに店内はこんな感じ
     夜はダイニングバーとしても利用できますし
     お料理もとっても美味しい様です


     もちろん帰りは蔦屋書店へ。。。(笑)
     最高に楽しいエリアです!!!

MAYER HAW THORNE メイヤーホーソーン

2013-08-24 23:41:07 | サロンBGM

     プロデューサー ソングライター アレンジャー DJ
     など多彩な顔を持つ メイヤー ホーソーン
     彼の3rdアルバム「WERE DOES THIS DOOR GO」
     これが すこぶるいい!!
   
     R&Bやヒップホップを彼なりに独自に
     昇華し 新たなソウルミュージックを作り上げています

     ロビンシック同様 新しいのにどこか
     懐かしいサウンドが 何度もリピートしたくなるアルバムです


     クラブミュージックともいえるかもしれませんが
     やはり、彼独自のスウィートソウルミュージックなのだと
     思います。。。

     アルバムタイトル曲はもちろん
     最初からラストまで全てシングルカットできそうな
     アーバンな楽曲ぞろい

     4月には来日ライブも果たしている彼
     機会があったら絶対観たいアーティスト
     間違いなく カッコいいはず!!!






     そして個人的に彼のファッションもかなり気になります



     なかなか センスがいい

     今回 トレードマークのメガネをはずしている
     のですが、メガネはあった方が・・・・(笑)

     夜、お酒を飲みながら聴くのにもいいアルバムです。
    

嘆きのピエタ

2013-08-22 16:46:20 | 映画
     韓国の鬼才 キム・ギドク監督が
    69回ベネチア国際映画祭で金獅子賞を取った作品

    『嘆きのピエタ』
    
    タイトルにあるピエタとは、「死せるキリストを膝に抱いて嘆き悲しむ
     聖母マリア」をあらわしています。

    母親の愛を知らずに孤児として育った主人公ガンド
    天涯孤独な彼の仕事は極悪非道な借金の取り立て屋
    その残酷なまでの取り立ては
    債務者に怖れられる存在---


     そんな彼の前に突然 母親と名乗る女性が現れる事によって
     愛情を知らない彼の心に 徐々に変化が起こっていきます。。。





    ガンドが取り立てに行く債務者には
     母親がいて妻がいて、子供がいて、、、、愛する家族がいます。
     そしてそこには、家庭が存在しています。
     しかし、そんな家族の愛情を知らないガンドの
     取り立ては 情けや憐みなど 一切無い
     非人道的なものです。



    対して、愛する事によって守りたいものがあり
     それを失う事の怖さを知る者は
     その恐怖の前に時に、無力である事をまざまざと見せつけられます。

    劇中 お金によって 左右される人々の人生の
     裏側には、お金より大切なものが
     必ず深く存在している事を
     認めなければならなくなります。


    そしてそれこそが、生きる目的であり
    意味なのだと確信するのです。
    
    後悔、復讐、怨恨が渦巻き
     人間の闇の部分が浮き彫りにされながらも
     それすら 相手を知る事によって
     最後は愛情に向って少しずつ変化していく
      心の動く様は 観ている側も、それを疑似体験しているようです。


     聖母マリアを人々が
     母として崇めるなら
     母性愛は万人に 分け隔てなく 平等に与えられる事が
     当然なのかもしれません。

     愛情を知った主人公ガンドは
     それを失う事の前で、恐怖に怯える弱い自分に気づき
     同時に
      贖罪や懺悔の前に 決して、抗わない強さを見せるのです。。。