Heart and heart

ありきたりになりがちな毎日をオンリーワンな一日に

清亀園(せいきえん)

2012-08-31 13:34:57 | 季節を感じる・・・
   最近なぜか日本庭園を見にうかがう事が多くて
   この日も、街のなかにぽつんと(こんなところに・・・)
   という感じで存在する清亀園さんにお邪魔しました

入口です。。。
   立派な日本庭園は、どこも門にかかるように松が配置されるんですね



   「清亀園」は明治の時代に造られたお庭
   名庭園師=山田挿遊が手掛けたもの
   その当時はお庭の中に田園まであったそうですから
   どれほどの規模だったかわかります



   入ってすぐに目に入るのがこの見事な松!
   大きな庭石とのバランスに圧倒的な威厳を感じます



   今では、当時に比べてだいぶ規模も縮小されたらしいのですが、
   庭木は250本とやはりかなりの
   お庭であるのが分かります


   来てすぐに、管理人?の方に、
   「お庭はまず、中から見た方がいいんだよ」なんて
   すぐに、お屋敷の方に案内していただいたのですが
   広く開け放たれた 畳敷きの空間から眺める
   お庭は どこを切り取っても絵になる、庭園師のおもいが伝わってくるようでした







   やはりお庭の中心に必ず位置する池・・・
   これを眺めながら、エアコンの無い時代は、涼んだのでしょうね



   しかし、松のたくましい枝の張 流線型は目をうばわれます





   これもまた、清亀園の主役・・・池と灯篭がさらに
    この松の雄大さを引き立てます
   お部屋からお庭をながめても やはりここが中心となっているよう----

   お話しをうかがいながら、
   春の梅---花にうっすら雪が積もる様がなんとも美しく
   5月のつつじ
   秋の紅葉
   そして、雪景色は冬の京都にも劣らないという事です

   やはりこういったお庭は四季を楽しまないと!
また来たい意欲が掻き立てられました!!!

  今より住環境の良くない時代に
   ただ、寒い、暑いと嘆くだけでなく
   その時しか見られない木や花 空気感を感じながら日本人は生活して
   いたんだなぁ~

   五感を研ぎ澄ませれば、きっと、もっと見えてくる日常があるんだろうな。。。。





























   


 

癒庵(ゆあん)

2012-08-31 13:00:35 | おすすめ
   以前から評判を聞いていて、気になっていたお店
   「癒庵」さんです
   ラーメンやさんですが、つけ麺がウリのようです

   よくある地元ラーメンやさんと違うのは
   ラーメンやさんっぽくない作り---
   女性が一人でも入りやすいかんじです

   初めてなので、お店の一番人気メニュー
   醤油つけ麺をオーダー
   それをベースにたれをピリ辛でチャーシューを
   トッピング・・・・

   麺はかなりもっちり太麺
   普段あまりラーメンを食べないいので
   麺とスープの相性など強いこだわりは無いのですが、
   つけだれの味はおいしいと思いました
   チャーシューはとろっと、とろけそうなお肉で大満足
   
   たくさんメニューがあったので 今度また違う味も試してみたいお店でした

   地元飲食店はみんな閉店時間が早いのですが、
   意外に8:00以降にどんどんお客様が入ってきている
   印象でした----

出羽遊心館

2012-08-30 12:08:33 | 季節を感じる・・・
   小高い丘の上に位置する
   趣のある建物----酒田市美術館に行くといつも
   気になっていました

   どうやらここは、生涯学習施設で茶室や畳敷の広間を
   貸してくれるスペースのようです
   そこでこの日は、「出羽遊心館」のお庭を拝見しに
   お邪魔しました

   初めてこの道を通った時
   この石垣が気になったんですよね
   ここの上に出羽遊心館があります

   この門をくぐれば

   立派な松と趣のある建物が・・・・
   お庭を見せて頂きたい旨を伝えて

   建物の外周をまわるように 見ていきます



   入ってすぐ目についたのがこの芝の庭。
   広さもありますし、なんといってもこのビロードのような
   きれいに刈り込まれた芝に感嘆!

   さらに奥に進むと---



   季節のお花もきれいに咲いています

   ここで水の流れる音が・・



   どのお部屋からもお庭が見えるうえに
   こうして造られた川は 最上川の季節の変化を表して
   いて、お庭に特有のリズムを生んでいます

   物が作られ生みだされる時には
   作り手の テーマ・思いというものが必ずあって
   それを知る喜びも 見る側にはあると思います






   水面に写った青空がすばらしい!





   こうした竹林も、先日の菅家庭園の様に
   何百年の歴史を重ねるとどのように変化し、
   より自然に根付いていくのかと思うと
   楽しみです



   建物の中からのお庭の眺めも今度
   見てみたい気がします



   今、読んでいる「お茶から学んだ作者のエッセイ」もとても
   興味深いので いずれ気持ちに余裕が出来たら
   お茶も学んでみたい

   同じお庭 風景を、また違った視点でとらえられる
   気がします。。。

   最後にまたあのビロードの芝が見たくて。。。
   濃い緑の絨毯は まるで苔の様にも見えます

   「出羽遊心館」はこんな高いところにあるんです
   帰りに見下ろした景色もなかなかの絶景です。。。

   さあ、長くて大きな最上川を渡って帰ろう!



















































この空の花----長岡花火物語

2012-08-29 18:11:59 | 映画

  震災を経験してから、日本人である私たちは、
  ごくごく(当たり前の日常というもの)
  について考えさせられる機会が多くなったと思うのですが・・・
  この映画はまたさらに
  その思考をより深く 広くしていく事のできる
  ものなのではないか?と思っています

  テーマは 花火・戦争・家族・震災・地域とそのつながり-----
  キーワードとなるものもたくさん出てきます

  しかし映画を追っていくにしたがって
  そのすべてが 点と点がつながって線になっていく様に
   すとんと、自分の心の腑に落ちてきます

  主人公である女性とかつて恋人だった男性との生まれ故郷のつながり
  九州と新潟という一見、遠く離れた地域に住む
  ふたりを結ぶ 戦争・被爆といった出来事---
  
  今、現在の自分の存在は 先祖からのつながりであってまた
  それがさらにつながっていくという当たり前の事
 
  理解出来なかった事を 理解していくこと
  ----気づき---ヒトを許すという事----なぜなのか考える事----

  花火はなぜ毎年、各地であがるのか?
  空に大きく上がった大輪の花を----どんな気持ちで一人ひとりが見ているのか?
  と考えた時 さらにそれが大きくひかり輝いて見えるのだと思います

  人とヒトはすべてつながっていると心から理解できたら
  今よりもっと 楽になれるような気がします

  自分以外の事なんてわかっているようで全然、わかっていないという事
  いや 自分の事ですら まだまだわかっていないのですから
  まずは それに気づく事なのかもしれません

  








  
  

超人気店です!

2012-08-29 10:30:02 | おすすめ
   猫もこんな風になってしまう
   今日も暑い一日



   予約無しでは入れないと
   評判の和食のお店「すず音」さんへお邪魔しました




   入ってすぐ 11:30くらいでしたが
   お店の活気が違うなぁと感じました



   案内されたのは二階のお座敷
   ゆったりとした空間です

   まずは釜飯に火を入れます
   一人ひとりのお客様にこうして 小さな土鍋で
   庄内米=つや姫を炊いてくれます
 

   炊きあがるまでの間に一の膳をいただきます

   むきそば

   にこごり・なすの田楽・イカと梅干を和えておくらにのせたもの

   ごまどうふ

   トマトにはクリームチーズが入ってました
   
   お料理の下ごしらえから丁寧にされているのがわかりますし
   手を加えすぎることなく素材を生かした
   お料理にセンスを感じ 感嘆です


    二の膳










   このころに、ちょうどご飯がたきあがります
   ほんの少しのおこげに、つやつや炊き立てごはん
   これで十分なごちそうです!



   最後はこんなかわいいデザードで。。。
   白玉にアイス つぶあんです
   
   正直、和食はお刺身の新鮮さと
   天ぷらに・・・といった 定番の味に慣れてしまっていましたが
   ここは ひと手間かかったお料理にさらに、素材を生かした仕事、
   それに「また食べたい!」と感動をいただけるお店でした
   確実に他店とは一線を画しているのでは・・・?

   お客様に感動を与える仕事は常に目標ですね。。。