Heart and heart

ありきたりになりがちな毎日をオンリーワンな一日に

Gallow ガロウ

2014-11-21 18:06:19 | 季節を感じる・・・

       定禅寺通りに位置するカフェ ガロウ
       限りなく 駅よりの立地は
       定禅寺通りでありながら 一番町とは違う 
       静かな 佇まいです


       銀杏並木が色鮮やかな 黄色に色づく
       この季節。窓際のカウンター席がおすすめです
       一人で本を読んでもいいし
       季節の移り変わりをぼんやり眺めてもいいと思います
        椅子もゆったりと座れますよ


      お友達との来店はソファ席も-----
       お話に時間をわすれそうです


       コーヒーとお野菜にこだわりを見せる
        メニューもいろいろと豊富です


       こんなステンドグラスも おしゃれな友人のうちに
        遊びに来たようで 長居したくなるかわいさです

        まるで隠れ家にような場所ですが
       ランチ時は 女性のお客様で賑わいます

        ここは中心地の喧騒から少し離れた
         とても落ち着く 空間です
        帰りは向かいのおいしいパン屋さん
        カスクルートさんでお買いものもイイですし
        「火星の庭」で古本さがしもいいかもしれません。。。。。

        


       


江戸桜ルネッサンス ②

2014-03-16 23:59:15 | 季節を感じる・・・

      今回 日本酒が頂ける
        こんなバーカウンターも用意されていました
        全国の美味しい日本酒が並びます


      もちろん グラスは江戸切子で-----


      さらに、「桜和紙の門」をくぐれば----


       ここに使われる手すき和紙---
         それは、それは細やかな模様が美しいです!




      壁一面の桜----これは、三重県の「伊勢型紙」
       江戸小紋の型染めに使われる 型紙に
        ライトを照射・・・見事な桜が咲き誇りました

      ここだけで とっても幸せな気分になる空間です


       老舗3大ブランドの、和菓子とお茶も季節にあわせて
         つくられました

       日本では 昔から 四季をさらに
        二十四の節気(立春 夏至 秋分 大寒など。。。)にわけ
         さらには、五日づつ3つ、
        七十二の節気に分けているのですから、驚きです

       それにあわせて お菓子がつくられました

       たとえば、桜の花が咲き始める時には 和菓子にも桜が咲き
       青虫がモンシロチョウになる時期は 蝶がそこに表現され
       雀が巣をつくりはじめる時には 和菓子で雀の巣が作られるのです・・・・

       何て ステキなんでしょう!!!

        


      そして今回のメイン----「江戸桜リウム
      1000個の江戸切子グラスが使われた シャンデリア




      それが映し出すのは、桜にちなんだ品種の金魚が泳ぐ水槽




      金魚で、風に舞い散る桜を表現しています




       色がピンクに変わってもステキです。

        江戸時代の日本人の意気(粋)を見事にあらわしています

      江戸小紋に切子グラス、京漆器に手すき和紙----
      日本人が作り出す 繊細な仕事の数々。。。


      そこには四季を楽しみ、その日々の些細な変化に鋭敏である
       大らかな心のゆとりを感じずにはいられません

     
       草木の芽ぶきや、冬ごもりする生き物が動き出す様子に
        五日ごと 季節の移り変わりを感じているなんて!!!


       自然の営みを喜ぶ思い
       を込めて 作られたものが
      こうして 私たちの心をいやしてくれます 

       忙しさに流されず、今日そこにある 喜びに気づくゆとりを持てと
        言われているようです。
        

             
       


       




     

江戸桜ルネッサンス

2014-03-15 21:39:56 | 季節を感じる・・・

      日本橋三井ホールで開催中の
       「江戸桜ルネッサンス
      「アート」と「デザイン」「エンターテイメント」を
        融合させた表現 「アートアクアリウム」です

       去年の夏の開催では50万人が来場したそうです

       もはや「アートアクアリウム」はかなり 浸透してきていますね。

      今回のテーマは「江戸時代の歌舞伎者の屋敷で
       開催される花見」
です


      これが物語の導入です


      ワクワクしながら暖簾をくぐれば


      日本橋の 長大絵巻の復活
        その名も「日本橋未来予想絵図」です


      日本画家の「西野正望」氏が
        ライブで毎日 現代の日本絵巻を描いていきます
       会期の最後に完成する予定----


       今年は日本橋の大規模複合開発が完成する年
        そして日本橋ができて400年を記念して この企画が実現!

        道具の筆も多様----

        日本画を描いているところなんか
        なかなか見られないです。


         そして先に進めば。。。。次は「和桜並木道

        江戸時代のものから
        現代の一流作家のものまで
        たくさんの着物による桜が咲き誇りました
      
      


        一枚一枚 ため息が 出るほど実に見事です




        まるで着物に描かれた物語----

        それは 二条城に清水寺
         しだれ桜に春の宵-----こころが浮足立つ 春の気分は
        昔も今も同じです


       これは とっても貴重な江戸時代のもの
        じつは 江戸時代は 時期も桜より早く咲く
         梅を愛でる文化だったそうで 桜の着物自体
         が物凄く珍しいんだそうです

       雪解け水で勢いよく清らかに流れる
         滝に、大きく羽を広げたクジャク-----桜の花びらが風に舞う様が想像できます


       そしてさらに----大作
       「江戸桜ふぶき」です


       江戸切子で作られた 桜の花びら1000枚とプロジェクションマッピング
         が、桜ふぶきを表現しています

       ヒラヒラと向きを変えながら
        風に任せて 揺れる花びらはまるで 音を奏でるかのように美しい!!!



        花火のような 一瞬の美しさだからこそ
         毎年 日本人は 桜に魅せられるのかもしれません

        控えめなほど小さく繊細な、さくらの花が
          醸し出す 不思議なほど力強い存在感-----日本人そのものかもしれません


         そしてそれを、眺める「夜桜の間」です

         壁の桜は 着物地です


         テーブルには京漆器や


         伊賀焼が並びます------

        テーブルにも桜が映って 咲いています

         

 
               

        

あじさい

2013-07-15 15:28:23 | 季節を感じる・・・
    前半は快晴が続いて 空梅雨かと思いきや
    後半に入った途端、毎日どしゃ降りの雨・・・
    2週間ほど降り続いたのではないでしょうか

    そして、この日も
    時間によっては 集中豪雨の様な天気

    しかし、雨でびしょびしょになりながらも
    きれいに咲いた一年ぶりのあじさいに
    シャッターを切らずにはいられませんでした



    

    土門拳記念館のお庭
    晴れていれば、きっとたくさんのあじさい見物の方
    がいらっしゃるはずですが、

    あいにくの天気に誰も
    あじさいを見てる人はいませんね---(笑)





    ここは、一番 花が大輪で多く咲いてるエリアでした----美しい!!!



    こんなブドウの房のように咲いてるあじさいも
    あるんです。。。かわいい!!

    雨に濡れたあじさいは、けむったモヤの中で
    鮮やかに静かにたたずんでいました

   こんなに、雨が似合うお花って 他にあるのかな?
   とは言え、しかし降りすぎです---(笑)

湯殿山

2013-06-26 20:18:07 | 季節を感じる・・・

    長く厳しい冬が終わって
    出羽三山へ人々がお参りを始めれば
    これから秋まで、庄内は本当にいい季節を迎えます

    市街地から車で一時間ほど

    大きな赤い鳥居が
    湯殿山参拝の人々を迎えてくれます

    言葉に し難いほどの絶景に
    気持ちが晴れやかになります



    橋の下を流れる水の勢いに
    冬の厳しさと、自然の営みの尊さを感じます

    澱みなく流れる水は 見ているだけで
    こころ洗われるようです・・・


    湯殿山神社本宮を参拝する前に
    まずは、「玉姫稲荷神社」にお参りします
    ここは即身成沸修行をなさった「鉄門海上人」が守り神として
    帰依されたんだそうです。

    いくつも連なる小さな鳥居をくぐって
    当時に思いを馳せます

    快晴の青空と今だ残る雪、そして緑が
    何て美しいのでしょう!!!



    そして、写真撮影はここまで----
    ここからは、俗世とは切り離された神域です
    石段を登りながら 社殿に一歩ずつ近づいていきます。

   まるで空に近づくように、一歩を踏み出せば     
   空気はみるみる研ぎ澄まされていきます

    湯殿山は「語るなかれ」「聞くなかれ」
    と言われるほど、そのご神体の様子は、多言してはいけないと
    されています

    霊岩から湧き出る湯を見て感じるだけで
    自分の中の世界が変わるようです

    その様子は、あの松尾芭蕉でさえ「語られぬ 湯殿をぬらす 袂かな」
    と詠んでいるほどです

    自然の偉大さの前に
    こころが清められたら、ふっと身体が軽くなるようです

    スピリチュアルカウンセラーの江原さんは、ここを
    訪れたとき、赤い鳥居の前に
    現代に語られる以上の
     即身仏を目指して亡くなった修験者の方たちが
     たくさん見えたそうです

    未来永劫の幸せと平和を祈念して、亡くなった先人の
    強い思いが、厳かな山の空気をつくり出しているようです。。。

    長い時間を超えて、現代の私たちも
    まるで、引き寄せられる様に
    ここに足を運ばずには
    いられないのかもしれません。。。