Heart and heart

ありきたりになりがちな毎日をオンリーワンな一日に

Little Pie Factory リトル パイ ファクトリー

2014-11-27 17:50:53 | おすすめ

     11月にオープンしたばかりの
      パイ専門店-----広尾にある「リトル パイ ファクトリー」


     パイの専門店なんて 日本では珍しいのですが
     海外では当たり前。。。。ハンバーガーのように
      気軽に食べ歩きするのがパイなのです


     カウンターには開店と同時にたくさんの
     美味しそうなパイが並びます


     スウィーツ系パイからミートパイなどの
     お食事系まで種類もたくさん
     選ぶのに困ってしまうのですが、ここの看板
     自慢のパイはアップルパイです


    直径8センチのパイは意外にも小ぶり
     手のひらサイズのパイに美味しさがぎっしり詰まっています
      独自の製法で パイのサクサク感とリンゴのうま味が
      発揮されています

     思ったほど甘くなく リンゴの酸味が感じられ
      その上適度な歯ごたえもあります

     いくつでも食べられそう。。。まさに食べ歩きもいいのかもしれません


     店内はテラス席もあって 小さいながらも
     解放感のあるお店です


     同時にたくさんのパイをテイクアウトする方も
      多かったです

     お天気のいい日は
      近くの公園のベンチで パイを頬張るのもいいのでは??



THE BEN FOLDS ORCHESTRA EXPERIENCE

2014-11-26 12:33:19 | ライブ

     渋谷 オーチャードホールで行われた
     ベンフォールズとオーケストラの共演
     2013年に再結成されたベンフォールズファイブ
     バンドとしてのライブも良かったのですが
 
     今回はベンと東京スターオーケストラの共演です


      このステージ-----見事でした
      ピアノをまるで打楽器のように操る独特の
      ベンの奏法----それはポップマエストロともいわれてきました
      そんなベンのピアノとオーケストラ
      が素晴らしいステージを見せてくれました

  
      今までのヒット曲もさることながら
      今回は このために書き下ろした「ピアノ協奏曲」まで
      披露されました---何とそれも第三楽章まで!!


      ノリに乗ったベンがしまいには
       客席にコーラスを求め指揮してしまう場面も!!

       自由で軽快 ポップなメロディーを紡ぎ出す
       ピアノがクラシックと融合するとこんなに
       自由なクラシックの表現になるんですね


       いつもはTシャツにジーンズのベンも
       この日は黒のスーツ しかし相変わらず
       伸びやかで大胆なピアノは健在です

       弦楽器やホーンの音と 鳥肌が立つようなメロディを
        奏でていました

       こういうライブをみると 必ず
       音楽のジャンル分け自体が 非常にナンセンスなきがしてくるのです

       音楽とはすべてつながっているもの
        理屈抜きに楽しむものである事がわかります

Gallow ガロウ

2014-11-21 18:06:19 | 季節を感じる・・・

       定禅寺通りに位置するカフェ ガロウ
       限りなく 駅よりの立地は
       定禅寺通りでありながら 一番町とは違う 
       静かな 佇まいです


       銀杏並木が色鮮やかな 黄色に色づく
       この季節。窓際のカウンター席がおすすめです
       一人で本を読んでもいいし
       季節の移り変わりをぼんやり眺めてもいいと思います
        椅子もゆったりと座れますよ


      お友達との来店はソファ席も-----
       お話に時間をわすれそうです


       コーヒーとお野菜にこだわりを見せる
        メニューもいろいろと豊富です


       こんなステンドグラスも おしゃれな友人のうちに
        遊びに来たようで 長居したくなるかわいさです

        まるで隠れ家にような場所ですが
       ランチ時は 女性のお客様で賑わいます

        ここは中心地の喧騒から少し離れた
         とても落ち着く 空間です
        帰りは向かいのおいしいパン屋さん
        カスクルートさんでお買いものもイイですし
        「火星の庭」で古本さがしもいいかもしれません。。。。。

        


       


蜩の記

2014-11-05 16:20:45 | 映画

       観客動員数が70万人を突破したという
       「蜩の記」
       小説としても非常に読み応えのある物語のようです

       ストーリーの軸となるものが
       「縁 えにし」「契 ちぎり」といったものです
       映画の冒頭で 岡田准一演じる庄三郎が
       「逃れたくても 逃れられないものがある。。。」
       というような 台詞をいう場面があります

       この時代 この映画に出てくる人物はみな
       逆らえない運命の様なものを抱えているのです




       藩のために命を落とす
       お上に逆らえば、切腹を命じられる・・・

       自分の思う様に生きられない時代の人々が
        どのように理不尽な自分の運命を受け入れたのか?

       役所広司演じる 主人公 戸田秋谷が 訳あって
        命じられた10年後の切腹-----その日まで
        自分の決められた命の期限を どう生きていくのか・・・
       それを考えたとき
       毎日をひたすら精一杯生きることで
        命の終わりをうけいれられるのではという思いに辿り着きます

       家族の愛、友との約束、人の人生には 必ず全うしなければいけない
         何かがあります。それを 見失わなければ
        どんな 非人道的罰や理不尽な運命も受け入れる事が出来るというのです





       しかし、時代が変わり 自由に生きられる自分たちが
        逆に 見失ってしまった大切なものに 気づかされるようです

       こころの指針がなければ生きる事さえ厳しかった時代



       主人公 戸田秋谷の日記 「蜩の記」
       蜩・ひぐらしは《その日暮らし》からきているといいます
       明日があるか分からない人生のなかで
       ぶれない軸をもって生きる事は容易い事ではありません
        

       自分のことだけにとらわれていないか?そんな事を考えるきっかけを
        つくってくれる映画です
        

       

       
        

      
     

Makalu 石川直樹

2014-11-03 18:41:41 | 



     少し前ですが、IMAギャラリーで
      行われていた 石川直樹の写真展


     彼の最新作「Makalu マカルー」
      世界で5位の標高マカルーの山を撮ったもの


     世界の最高峰 チョモランマを撮った
     「チョモランマ」や「ローツェ」「マナスル」といった写真集も
      出ています すべて8000m超の高峰ばかりです









     そんな彼ですからもちろん自然を熟知した
      登山家でもあり、

     写真を撮る事は命がけでもあります

     
     自然の猛々しい様とその過酷さは
     実際に山を登った人にしかわからないものですが
     その山が時折みせる 美しさが見るものの心を打ちます


     登山家が味わう感動のきっと数パーセントしか
     私たちには分からないのでしようが、
     たとえ、それを差し引いても 感嘆してしまうほどの美しさが
     山にはあるのです


     そんな自然がときに 私たちに牙をむき
      勘違いしがちな 人間の業を戒める。。。それも忘れてはいけません