Heart and heart

ありきたりになりがちな毎日をオンリーワンな一日に

東京都庭園美術館

2015-06-26 19:39:06 | アート

    1933年に建設された旧朝香宮邸
    ここを美術館として開放しています
    20年代から30年代にヨーロッパで大流行した装飾
    「アールデコ様式」が採用されていて
     美術館でありながら、展示品はもとより
    その建物そのものが芸術作品のようです 


     外観はシンプルながら
     アーチのカーブが際立って美しいです

   


    入ってすぐに、玄関の正面には
     ルネ ラリックによるガラスの装飾
     立体の曲線が美しい!!




     大食堂は壁から照明に至るまで細部にこだわったつくり


 

     これもルネラリックによるもの
     フルーツがモチーフ


     壁の部分もお花のモチーフ
     まるで彫り物のような細工

    カーテンの下部は
    魚を象ったアイアン
     室内の暖房を覆っています

     これもステキ!!


    噴水塔の白いオブジェ
    ここのシンボル的存在

    存在感が大きい・・・・


    その他浴室や


    階段もこんなにデザイン性にあふれてます

    庭園美術館と言うだけあって
    庭園もステキなのですが、今は改修工事中でした







虎の門ヒルズのアート

2015-06-11 20:03:54 | アート
   東京の新ランドマーク「虎の門ヒルズ」
   ステキなお店やオフィスもさることながら
   ここには素晴らしいアートがたくさん存在します


    中庭オーバル広場には
    スペインのアーティスト、ジャウメ・プレンサが制作した「ルーツ」があります

    8つの言語でできたパブリックアートです
    人が膝を抱えて座っています



     この巨大なアート
     なかなか圧巻です

     言語は日本語、中国語、アラビア語、ヘブライ語などからできています


    言語は人間のルーツ
    言葉には歴史があります
    これは平和の共存を意味しているんですね。


    館内だってこんなに素晴らしいアートが

    エントランスには岩で表現した小宇宙
     10mの高さから落として砕けた岩を
     ステンレススチールで加工

     鏡ほど輝く漆黒のパネルに模したそのカタチはまさに宇宙です


    上から見下ろせばこんなカンジ
     ステキです
     人の流れに足を止めて見とれてしまいます


     流れといえばこちらも

     水の流れをあらわしています

     もともと江戸城の南端にあった虎の門
     すぐそばには川が流れていたそうです
     現代のオフィスワーカーが川を超えてここ虎の門に。。。。。

     時間の流れを感じます

     躍動感あふれるそれは出勤前の人々にエネルギーを与えてくれるようです


     若手日本人アーティストの作品「あたらしい水」
     緑から派生する様々な色はまさに
     色鮮やかな日本の四季を表しているそうです
 
     こうしてアート作品を見ているだけで
     気持ちが高揚してきます

     これだけでもここに足を運ぶ意味がありそうなくらいです

     まだまだ他にもあるようですが、
      この日見られたのはこれだけ。。。

    やっぱりアートと日常は切り離せないものだなぁと実感します
 
     新しく建築される建物は何かしらの明確な目的やテーマを
     もっています

     それをさらにパワーアップさせて
     そこに集うひとのエネルギーを引き出してくれるのがアートだと思います
 




虎の門ヒルズカフェ

2015-06-09 18:22:44 | 。。。を2倍楽しむ





    去年オープンした新ランドマーク
    「虎の門ヒルズ」
    ここの2Fにある
    その名も「虎の門ヒルズカフェ」は
     ミシュラン一つ星のチャイニーズレストラン
     「Chi-Fu」の東浩司シェフが監修したデリのお店

    なのでメニューもなかなか個性的


    ディナーは「ビーフンミルクカルボナーラ」なんていうのも




    ランチは好きなデリを選べるランチプレート




    オープンテラスもここちいいです
    

    お天気が良ければテイクアウトして公園でランチもいいのでは


    モーニングは「杏仁ヨーグルトとウーロン茶ゼリーのグラノーラ」
    を頂きます

    プルプルのゼリーの食感と 
     ヨーグルトの酸味が味のアクセント

    グラノーラとはいえなかなかのボリュームと満足感


    マグに描かれた絵もカワイイ


     ビーフンをパスタの代わりにアレンジしたメニューなど
     中華と洋のミックスされたオリジナルのお料理がいただけます

オーヴォ

2015-06-04 15:47:07 | アート

     シルク・ドゥ・ソレイユ
     の仙台公演
     「オーヴォ」前回は震災で公演中止になり、
     以来5年ぶりの仙台公演です


     「オーヴォ」は昆虫の世界を物語にしたもの

     子どもにも分かりやすいファンタジーの世界です

     こんな個性的なキャラクターが
     ステージを盛り上げてくれます


     これは「アンツ」
     足の動きを合わせてジャグリング
     さらには人が足の上を飛んで移動してしまいます

     ステージは始まったばかりですが
     ここですでに人間の動きを超えた驚異のパフォーマンス


     初めから興奮してしまいます
     一糸乱れぬそれは圧巻です

     蛍のジャグリンング「ディアボロ」
     高さと技が見る者を魅了します
     それも開脚しながらだったりするのですから・・・



    今までに見た事のない空中ブランコ
     「フライングアクト」

    重力が存在しないかのように空中を飛び回る超人的パフォーマンスを
    固唾をのんで見守ります




    関節や骨はどうなってしまったのでしょう?
     そんな蜘蛛の動きに、瞬きを忘れます
     
     もはやカラダの上も下も分からなくなるような
     軟体運動の連続




     クライマックスは
     トランポリンと8×19mの壁を使った
      パフォーマンス「ウォール」

     バッタに扮して壁を縦横無尽に飛び回ります

     虫だってこんな動き出来るでしょうか?(笑)
  
     カラダの柔軟性、跳躍力、バランス感覚どれをとっても
     常識を超越。。。人間の限界はとうに超えています

     その表現の美しいこと!!


      他にもたくさんの息をのむパフォーマンスが・・・
     あっという間の2時間でした

     1万平方メートルの敷地面積に設営されたテント
     2850人を収容できる会場は
     平日であるにも関わらず
     たくさんのお客さまで賑わっていました

     プロとはこういうもの
     日々の鍛練が並大抵のものではない事が
      華やかなステージから伝わってきます

     お子さんも楽しく見られたと思いますし
      パフォーマンスの水準の高さは
     大人でなくても感じられたと思います

     こうした一流のパフォーマンスを小さなうちから見られるなんて幸せ!!

     オーヴォ=夢の卵は 
     こどもたちの夢をきっと大きくしてくれたはずです