![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/59/11/8f66cada8c7e6e71da49d8d849b9f20a.png)
市役所勤め、彼女いない歴=年齢
お昼は、家が近いのでそこで昼食をとり
仕事仲間との付き合いも無く----
無遅刻・無欠席ではあるが、13年間
仕事の異動も昇格もなし・・・・
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7b/26/3d8b1304aa373200aed281293d75bcfe.png)
そんな 天雫健太郎(あまのしずく けんたろう)
が初めて本当の恋をしたら・・・・
見た目がイケてないだけに、おそらくたくさん損をしてきたであろう
彼----見た目だけで判断されれば、おのずと対人関係にも
臆病にもなり、気づけば、親が本気で心配するほど
恋愛や結婚というものとは縁遠くなっていました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/46/51/95d9dc2739bc84bf532f46c892a760a6.png)
しかし、初めて恋をした相手は盲目の女性----菜穂子
健太郎はどんどん 菜穂子の事が好きになっていきます
盲目の娘の将来を心配し、結婚相手にはハンデを補うにふさわしい相手を---
と思うあまり、ナーバスになる菜穂子の両親
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6e/a2/d80353d28e66afb7921658201c3c8305.png)
35年 彼女なしの息子、しかも家計図が残るほどの天雫家の血筋を
自分の代で、絶やせないと躍起になる健太郎の両親-----
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3b/b4/178bc34d1d69ed7c2a55cc10c2b36f79.png)
一見 親離れ 出来ない子供二人のようですが、
実は 親が子離れ出来ていなかったのかもしれません。
それは、二人が出会ってからは、どんどんお互いの思ったように
行動を 起こし自分の意見をしっかり 互いの親にも言えるように
なる事からも分かります。。。
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![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5d/47/2530783eda4666d33ec2a7e7ac169183.png)
とにかく 健太郎の一生懸命さと菜穂子のかわいらしさが
時におかしく、切なく、映画の全面にちりばめられています。
母親の車を待っている雨の中の菜穂子を
傘が無くて 雨宿りしている女性と思った健太郎は、菜穂子に自分の傘を
差し出し、何も言わずにその場を立ち去ります。。。。
傘に書いてあった名前で、それは結局、
後日二人が出会うきっかけになったのですが。。。。。
それからしばらくして、ある事情で骨折してしまった健太郎は
会社のかえり 急な雨に降られ傘を差そうとして
松葉づえのせいで バランスを崩し 道で倒れてしまいます。
こんな時 傘を差して一緒に隣りを歩いてくれる菜穂子がいたら。。。
と、
健太郎は彼女の存在を強く感じたのかもしれません
目が見えなくても 菜穂子は自分の本質を見抜いてくれて
自分を一番に理解してくれると思った健太郎。
目が見えない、菜穂子のハンデ・・・こうして一時的に
あしが不自由になってしまった自分----互いが必要としているもの
を補い合える、存在である事を確信したのだと思います
アスファルトに 仰向けに倒れる 健太郎に
雨のしずくが容赦なく打ち付けます・・・・
全編 笑って 泣けてキュンとくる映画です
まるで 自分のこころの汚れも雨に洗い流されていくようです。(笑)
人を好きになるだけで 世界がこんなにも 広がり
自分がこんなにも変わるなんて。。。聞くもの、触れるもの、そこに漂う空気すら
違ってしまうのです。。。