Heart and heart

ありきたりになりがちな毎日をオンリーワンな一日に

LIFE

2014-03-31 01:17:30 | 映画

        LIFE
         生きてる間に、生まれ変わろう。        
        なんて いい言葉なんでしょう!!

        雑誌「LIFE」の写真管理部に勤務する
         主人公ウォルター
        地味で平凡な彼の生活のなかで
        唯一の趣味はとんでもない「空想癖」



        ある日雑誌の最終号の表紙を飾る写真が無くなっている事
        に気づき、カメラマンを追いかけて
        世界を巡る旅に出ます----


        その世界遺産のような 雄大な自然の風景が
        とにかく美しい!!
        大きな山々の連なり
        どこまでも果てしなく続く道

        見た事もない野生動物に・・・
        初めて出会う秘境の民族たち。。。

        
        
        大きな自然の中で、ちっちゃな存在の主人公ウォルター
        
        それは、観ている私たちそのものでもあります。



        実際に体験し目にするものは
         突拍子もない空想より数倍 刺激的です



        子供の頃 抱いていた夢をあきらめなければいけない
        と悟った瞬間-----生き方の何かが変わってしまうのでしょうか?

        いえ、一生懸命生きている 誠実で平凡な毎日にこそ
        本当の幸せがあるのです。

        アメリカのLIFE誌は 美しい写真をメインとした
         雑誌----そのラストを飾る 写真は見つかるのか?
        最終号が創刊されるまで、その表紙がどんなものなのか
         とってもワクワクさせられます



        ○毎日 毎日同じ生活を繰り返していますか?
        ○仕事で大きな失敗をしたことがありますか?
        ○空想する事はありますか?
        ○大切な誰かのために、夢をあきらめたことがありますか?
        ○変わりたいと思っていますか?


        当てはまる方は見た方がいいかもしれません(笑)

        自分が創る「LIFE」の表紙はどんなものになるのでしょう?



        
        

        

        
        
 
        
    

LONG CHAMP × Jeremy Scott

2014-03-29 19:21:06 | ファッション

         ロンシャンとジェレミースコットのコラボレーション
         が始まったのが2007年 春夏

         2014年の春夏で14作目になるんですって!!
         なんて早いんでしょう!

         ロンシャンにお勤めのお客様に
        バックの存在を教えてもらってから
         こんなに自分が毎シーズン買う程
         コレクターになるなんて
         思いもしませんでした。

         とにかく荷物の多い自分にぴったりの大きさ
         持って歩けば「旅行中ですか?」と
         聞かれる事も多いくらい---(笑)


        今回のテーマは「カラーバー」

        どこかで見た事のあるこのカラーは
        テレビ終了時のテストパターンからきています

        今回もなんてクール!!!

        持ち手はブラック----
          ジェレミーのデザインは
          初めみるとギョッとする事もあるのですが(笑)
         毎回 使う程 そのデザインが気に入ってくるから不思議です


        ちなみに13作目はこれ「レオパードフローリッシュ」

         レオパード柄に$模様
         これもかなりのお気に入り---

        毎回 こんなに ドキドキさせてくれる
         ブランドってあるでしょうか?

        このドキドキは本当にハマります

        持つだけで テンションが上がってハッピーになるバック!!
         最高です---


        2014年 S/Sのジェレミーのコレクションにも反映されてます


         ボディコンシャスなラインに
          大胆なカラーバー


         ヨーロッパには無い
         NYらしい 攻めのデザインです

         何だか元気になれる エキサイティングなコレクション
         自分も少しでも こんな仕事がしたい!!!




         

KariAng カリアング 2014S/S

2014-03-27 19:50:53 | ファッション

       プロデューサーは森本容子さん
       彼女が提案する大人カジュアルはいつもカワイイ!

       女性らしさもあり、遊び心もあり
        そのさじ加減がちょうどいい----
   
        今季はこのセットアップが特におすすめ

        インはあえてパーカーが森本流

        靴下に遊びをもたせると なお良い


       春はこんなマルチカラーのボーダーニットも着たくなります
 
      ボトムはカラースキニー-----これだけで完璧 春です(笑)


      デニムワンピもこんなデザインはありそうで無い感じ
       個人的に大好き!!


      同じワンピでもこれはちょっとビンテージ風
       重ね着している様なデザインがかわいい


       もちろんギンガムチェックも外せないアイテム
       スカートでもパンツでも
        どちらでもOK。。。

       さらにカリアングが好きなところはドレスラインがかわいいところ

       ブライダルのお呼ばれだけでなく
       普段でもちょっとおしゃれしたい時には
        カワイイ ワンピースが着たくなります。。。

        ここのドレスは 他にないかわいさ
         もちろん甘すぎず、しかし品のある女性らしさもしっかり感じさせるものばかり


       このラインもとてもカワイイ
         あえて キレイなカラーもいいかも


        これは 普段から着たい!
         夏になったらノースリーブ

        春先はデニムジャケットやカーディガン
          もしくは シャツなどを羽織って着たい

         これだけで一枚のワンピースの雰囲気が変わります


        これはカリアングの定番ライン

         バルーンスカートは大人の女性にキュート
          に着てほしい


         これもかわいい----キレイなシルエットは体型カバーにも
         なりそうです。

         ギンガムチェックにハイウエストパンツ
     
          パステルカラーは見ているだけでも
          気分が上がってきます

         今年の春の訪れは早いようです
          まだの方ははやく 準備をはじめましょう!!!

         



アンディ・ウォーホル展 ~永遠の15分~ ②

2014-03-26 13:14:12 | アート



       アンディー・ウォーホル展
       彼の代表作 「マリリン」が六本木ヒルズの
        エントランスを飾ります

       やっぱり 彼の作品は ぱっと目を惹きます
       それが、ウォーホルの魅力
        アメリカらしい ポップな色使い

       メッセージを紐解くなんて、なんだか無意味な気がします

       しかし、彼のクリエーターとしての
        仕事は非常に多岐にわたって 興味深いです----常にチャレンジである。
        といっていいほどの、彼の軌跡は、羨望に価します



      彼のアトリエ「シルバーファクトリー」
          内部はすべて銀色のアルミホイルで覆われています

        本展ではその原寸大が再現されています!凄い!!


       ここで多くの作品が生み出され、かつ著名人や
        アーティスト同士の交流が行われていたのです。

       しかし、この空間 長くいるところではないですね(笑)
        少なくとも 私は----

        まったく落ち着きません(笑)


       そして、1968年 ここで一緒に活動していた仲間の
        フェミニズム活動家の女性に ウォーホルは銃撃を受けるのです

       その後、だれもが 作品制作をやめてしまうのでは・・と
        懸念していたところ、ウォーホルは 方向転換しながら
         さらにそれを、続けていくのです


        まるで彼は原点回帰のように
         また広告とイラストの仕事を始めていきます

        しかしそこには、精神的テーマがプラスされていきました


       「悔い改めよ 二度と罪を犯すな」

       「あなたは他人とは異なっていますか」・・・・など作品の中にメッセージが
        描かれるようになったのです

        ここでオモシロかったのが、彼がつくったタイムカプセル
        書簡や書籍 雑誌などを段ボールに保管して
         「タイムカプセル」と称していました



        ものを捨てられなかった彼は人に頂いたもの
         や思い出の品をこうして段ボールに保管していたのです

        メディアと ともにアメリカの消費社会を
         駆け抜けた 彼の活動----早い時間の流れの中で
         過去を捨てられず 思い出を大切にする
         彼の意外な一面を垣間見た気がします

        「人が死ぬなんて思えない。ちょっとデパートに行くだけだ----ウォーホル
         銃弾に一度倒れた ウォーホル
         一命を取りとめても 「死」というものを受け入れ難かったのでしょう
 
         そして消費し無くなっていく事のスピードの速さ
          を受け入れているようで
          じつは、彼が一番 それを容認できていなかったのかもしれません




         世の中を揺るがすような 作品を生み出し
          その反応を窺い、
         個性を消していると言いながら
          見た人の視線を捉えて離さない 彼の作品-----


        まずは 人を惹きつける それでなくてはいけない
        を彼が一番感じていたのかもしれません

        どんな優れたものでも
         人の目にとまらなければ 意味がない
        そこにメッセージがあろうと無かろうと
         見た側がそれを判断すればいいだけ。。。
         そう言っているような気がしてなりません

       「なぜ オリジナルである必要があるのだろうか?
          人と同じじゃいけないのかい
?-----ウォーホル」

        自分がオリジナルである事にこだわるよりも
         そこにいつでもある当然のモノに
         あたりまえでない目を向けろ-----と言っているのでしょうか?




        会場の入り口に飾られた レーシングカー


        風を切って走り抜けるそれをイメージしたペインティング

        風景とスピードによる時間軸が一体になる瞬間

        60年代にはすでに現在の情報化ネット社会を暗示していたかのような彼の
        言葉---

        「将来 誰でも15分は世界的な有名人になれるだろう-----ウォーホル

        彼はこう思っているかもしれません
 
        みんなありがたがって 言葉の解釈を懸命にしたがるけれど
         そこに 大して深い意味なんてないんだよ----と。

        すっかり
        ひとの意識を動かす事に長けたアーティストの掌中でした----


       今回 物販が楽しそう!!!




      なんてポップ!!!


       限定のカフェスペースもかわいかったですよ
       眺めもサイコー!!


      メニューがおもしろすぎる!!         


       


        


                

     
          




         













アンディ・ウォーホル展 ~永遠の15分~

2014-03-25 22:40:06 | アート

      森美術館で開催中の「アンディ・ウォーホル展」
      日本では20年ぶりの大きな回顧展です



      日本でファンが多い ウォーホル
      誰もが知っている ポップアートとしての
      ウォーホル・・・

      しかし、彼にはまだまだ 知られていない
      クリエーターとしての顔があるようです。

      「マリリン」や「キャンベルスープ」はもちろん
       必見ですが、それ以外にも興味深い作品がたくさん見られる貴重な機会です


       自画像---かれは非常に多くの自画像を制作しています
        そのプロセスには自分と向き合う重要な意味合いがあったのかもしれません

        

       50年代にはすでに商業デザイナーとして成功を収めていた
        ウォーホル----

       クライアントから依頼を受け その趣旨にそって
        仕事をする。そんな当時の彼はこんな事を言っています。。。
   
       「コマーシャルアートの世界で働いている時は最高だった。
         何をどうすればいいか言ってくれるから、言われたところをやり直す
          そうすると、相手がYESかNOと言ってくれるのだ。。。」


        ここで彼は作品に個性を出す事をある意味 止めてしまいます
        自分には、アート作品を求められているのではないと
         思ったようです。


       時にアーティストというものは あまのじゃくであり
       ひねくれモノなのかもしれません

        本来の気持ちと逆を言っては、既成概念にささやかな反抗を
        試みたりしているのでしょうか。。。

        商業デザイナーという仕事をしながらも
        本来の意志と
        自分の 進む方向性の模索をしていたのかもしれせん




       そうして60年代になると
        ついに 彼の新境地 
        ポップアートという道を開拓していきます

       60年代はまだまだアートは高尚なものとされていました
       そんな中で、マリリンモンローやキャンベルスープ缶を
        描き その上 シルクスクリーンという大量生産できる
      技法で作品を制作していったのですから、その影響たるや
       どれほどセンセーショナルだったでしょうか?




      この二つのマリリン・・・一つの顔は塗りつぶされています
       とかく アートには制作者のメッセージのようなのもを
        汲み取る事が 約束事とされているところがありますが
       彼に関しては まったく 意味のないものがほとんどではないかといいます

      もともとイラストレーターだったウォーホルは
       クライアントにそうしていたように
       何パターンもの
        実験的様々な方法で制作を行っていたのではないか?といわれているからです

      「アーティストが特別だなんてどうしてみんな思うんだろう。ほかの仕事と
       何も変わらないのに。。。。ウォーホル」




      彼は見たままの被写体の存在を
      そのまま描くことで 見た人がどうそれを捉えるかを楽しんで
       いたのかもしれません

      そこに自分のメッセージなどいらないのです
      メディアがニュースを伝えるように
       ありのままが 見る者に与える インパクトの効果だけを狙っていたように
       感じてしまいます。




      こうして彼はついに
       《ビジネスアート》を究めていきます

       アメリカの有名人、財界人 デザイナー
         映画 音楽のスターの依頼を受け 1000種類もの彼らの顔を描いていきます


       それは注文肖像画として
        1メートル四方 25000ドルで制作されるのです

      「僕は誰もが機械であるべきだと思う。。。ウォーホル

      あくまで大量生産にこだわり
       アーティストの個性を消していく。。。一見 アートに反しているようですが
       それこそが、ウォーホルが築いたポップアートという  
       常識を覆す アートだったのです。





       さらには、《死と惨事》というシリーズにおいても
       電気椅子や、ジョンFケネディ暗殺による(ジャッキー)
        を描いていながら
       メッセージなどそこには無いと言っていたのです。

      おまけに メディアから流れる多すぎる情報ゆえに
       悲惨なニュースまでも 感覚が麻痺してしまっているとも・・・・



      まだまだ 興味深い ウォーホルの残した 軌跡
      そして、さらなる転機も訪れるのです。。。