老人雑記

生活の中で気づいた浮世の事

正月用の本

2022-12-24 23:46:53 | 老人日記
                     

少し早いけれど、正月用の本を借りに図書館へ。

ある作家の本を少し読む。

ポルチーニ。オーガニックワイン。パンチェッタ。
お恥ずかしいが、これらは口に入れたことが無い。
(今日は老夫婦。漁業組合が経営母体の海鮮食堂で今朝獲れた新鮮な、お魚をたらふく食べた。老夫婦のクリスマスだ。)

小説の題名は「となりのセレブたち」
本を手に取った時は、セレブ達の間で、恋愛問題がこじれて事件が勃発するのか、面白そうだと思ったのだった。

セレブとおぼしき女たちが料理を作りちょとしたパーティーのお話し。

セレブの食生活を垣間見えた。即、この作家の食生活も、、、。

次に生まれてくる時は、セレブの生活が出来ればいいのに。。。と。ばっかみたいな事を思いつ、題名に興味を持ち借りた本好きのおばさんに支えられて、この本も売れたと、ちょと嫌味だが、そうだ、そうよと思った次第。

しかし田舎の婆さんになってしまった私、ブログを読んでくれた皆さんが、失笑をしているかもな。
食べた事が無いな~んて!
フランスやイタリア料理には興味があるようで無い。

血糖値が上がり、食養生をしている。
毎日、欲しい物が欲しいだけ食べれぬので欲求不満で、小説にまでケチをつけて、、、、オソマツさま。


     🌜    寒三日月鎌より切れ味鋭さう

     🥀    ポインセチア殺気感じる視線かな




コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

松葉杖

2022-12-20 21:56:24 | 老人日記
      

こんな杖を医院から貸し出された。
誰に!
連れ合いに。

日曜日、散歩をしていて足がつったらしい。
よくある。私の場合は寝ていて布団の中で。

夜になっても痛みが増すばかり。
私が足を見せてもらった時は右足が左足の二倍にこちこちに腫れている。
日曜日だから病院に行かずに我慢をしていたが、我慢も限界だと、救急病院に行った。

若い内科の女医。
血液検査をし、レントゲンを撮っても、女医には判らない。
若い医師は経験不足。
命に関わるような事は無い、、、から。その言葉だけ信じて帰った。

あたかもサッカーの試合中で、タクシーで帰る。

街はゴーストタウンみたいだ。
すれ違う車も無い。公園のメイン通りのイルミネーションが瞬くばかり。

一夜明けて、夫はかかりつけの整形外科へ行った。
予約診療の医院だから長く待たされて、8:30分に行ったが、帰ったのは12時。
松葉杖をついて。

「肉離れ」だと。
日曜の夜、昨日、そして今日。
私の方が神経も肉体も疲れ果てた。
病名が判って良かった。

肉離れで足が黒く(少し)なり象さんのような足になるとは知らなかった。
血管の異常でなくてよかった。心臓にステントを何か所か入れている。
そんなこんなで今晩になってパソコンを開いてみた。

さて冷蔵庫の中は、昨夜の夕食で、肉や魚は無くなった。

買い物カートを引いて、近くのマーケットに行く。
買い物だけで疲れた。

一日中うとうと。
老々介護の予行演習みたいだ。

当分右足に負担をかけれない。もっとも松葉杖をついて歩いていては無理。
予定をしていた先祖のお墓詣りは息子に行ってもらうことに。

ああ全く。
齢はとりたくない。


     🚃     席くづれ落ちさうな人暖房車

真昼の電車が傍を通る。
コトコトのどかな田舎の電車。
前のめりで席から落ちそうな人が見えた。




コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

○○○○○が判かれば

2022-12-18 16:19:23 | 老人日記
      
    

病院帰り、買い物に行った先の商店の広場に置かれていた猫ちゃん。
私が近づいて話かけていると飼い主たちが戻ってきた。
大勢の人が行き交う場所で、通る人を見ているのは白い猫。
知らんぷりで吾関せずの白い縞の猫ちゃん。

       

飼い主さん曰く。
この猫は、少しめんどい猫で、カメラを構えるとソッポを向き、正面からは飼い主さんでも写真が撮れないと、、、
少しでも体に手が触れると、飼い主さん以外には爪を立てる。シィエーと唸り威嚇をするから、、、危ないですよ。

       

この白い方の猫は人懐っこくて、誰彼に頭を撫でられてもじっとしている。
私にも頭を撫でさせ、喉をごろごろ言わせながら喉も撫でさせてくれる。



病院で、医師とのおしゃべり。

検査の結果と最近の日常での生活ぶりの詳細を。
最近の医大でやった心臓の検査の結果も申告し

「こんなにしんどくて外出も厭々の事を報告しつつ、死ぬ時が判っていれば、無理をしてでも旅行に行ったり、色んな楽しみに挑戦をしたい。」
「あははー、金を使い果たして好きな事をするよな~ ホントウに」
「残すほどは無いけれど、入院費用だけは置いておく。」

「次の検査は、胃カメラを飲み、腹部エコー、DEXA(骨密度の測定)」
傍らにいた看護師さんが、検査のフルコースですね、、、と笑う。
「平均年齢までだと、まだ15年はあるのだから、検査をして長生きをしましょう」、、、と医師が。
笑っていられるのは結構な事と思った。

本当に、後15年も生きれば、経済の方の設計が狂ってしまい、それはそれで大変だ!

物忘れが酷い。イライラと腹を立てまともな精神状態でない。(老人性と思う精神疾患)耳が聞こえぬ。
それに、それに、あげれば枚挙なし。
今日も暮れた。何もしないで、、、、

    🏡    屋根瓦より黒い雲時雨くる


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

石屋の店先に置かれていた、、、

2022-12-11 23:53:18 | 老人日記
     

俳句の締め切り日だった。

投句をする5句が無い。

今まで誰彼の詠んだだろう句に似ている月並みな俳句しか無い。
毎日、しりとり俳句をやっているが、その投句の中からは出すのは無い。

   🐘   母の尾尻鼻で巻く象の子冬温し

     

   🦋    冬の蝶達磨の像の眼が追ひぬ

   🐞    雪婆日なが自由でありにけり

ハンセンの島が見え、そこに暮らしている方々に思いをはせると、ふはふはと漂っている棉虫でも自由なのにと思った、昨日だった。

冬の冷たい雨の中をポストまで。
全身、ずぶ濡れになった。


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

庵治の散歩

2022-12-10 23:39:39 | 老人日記
     

庵治石は、香川県高松市東部の庵治町・牟礼町でのみ産出される高級石材。
日本一高価な石と言われる庵治石 (あじいし)

別名「花崗岩のダイヤモンド」とも呼ばれている。

特にきめの細かい石質の庵治石は、繊細で磨くと青黒いツヤを帯び細工も可能で古くから墓石材、石灯籠などの細工物に利用されてきた。

その庵治町を、お天気が良かったから散策に。

イサム、ノグチ石の美術館近くのバスの停留所には、バスを待っている人がいた。

     

庵治町の海辺近くの公園「城岬公園」から北へ100メートルくらいの道路沿いに、石の彫刻が並べられている。

               
  
石を商う店が並んでいる。
そこで働いている人達の作品だと思う。

             

私には彫刻の鑑賞眼はない。
とりあえず、作品を観る。
イサムノグチ氏、流政之氏等がこの町アトリリエを構えた世界的彫刻家である。

彼等の作品と比べるわけにはゆかぬ。
ここに飾っている作品から、何かを感じようとしたが、、、が立派だ!今後も頑張ってと期待をするばかり。

城岬公園へ来て、この作品を観て、「世界の中心で愛を叫ぶ」ロケ地を散策しに来て来て!

どの作品にも作者と作品名が。
作品から、自分の感性に自信のある人は、作品に名前を付けたりして楽しむのも良い。

                     

                    

城岬公園にはさすが庵治町だ
石の立派な鉢が所々に置かれている。今はパンジーが咲いていた。

海を隔て、ハンセンの島、大島。
その向こうに高松市が見える。どこへ行く連絡船かしら。


    🎈    雪蛍ひーふーみっつほどマリア像




コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする