老人雑記

生活の中で気づいた浮世の事

冬の雀

2022-12-04 11:00:46 | 老人日記


今日は久しぶりに朝食を連れ合いととった。

サッカーを夜中に観戦をしてから、身体のリズムが狂ってしまい、日中でも、うとうとと夢の中の気分だった。

やっと昨夜は何時もの調子を取り戻して就寝。
今朝は7時30分には布団から出れた。


近くの電力会社の山茶花の垣根。
昨日は買い物帰りに歩いた、歩いた、、、と言えど5000歩少々。

        

雀が止まっていた。ここも電力会社の別の垣。

今の雀をあえて季語にはめるなら。
ふくら雀、寒雀、凍雀、、、、
季語に、、そうよ脚色をするのも、想像をするのも俳人の力。

雀、すずめちゃん、、と語りかけながら見ていた。チチチ、、チとも返事無し。
一羽が飛び立てば次々と飛び立ち、どこかへ去った。



      🐤     雀見ぬ日の久しきに土枯れぬ    臼田亞浪

  🐤     ひら仮名の雀のお墓霜ざれぬ    臼田亞浪

  🐤     雀の子犬の眠りを又覚ます    稲畑汀子

  🐤     交番に届けられたる雀の子    甲斐遊糸

       🐤     寒雀猫が窓辺を右往左往     田中武彦
        ハナちゃんが窓辺で雀を見ていた姿が彷彿とする句。

歳時記からの例句。


    🐥     冬暖か雀見て暇かこちけり

    🐥     先達の雀飛び発つ冬空へ
コメント
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