老人雑記

生活の中で気づいた浮世の事

檀の実

2022-12-06 22:49:30 | 老人日記
      

向こうの家の近所の親しい家を訪れた。
庭のまゆみの木が紅い実を付けていた。
この一本の実を付けた木で、この家が華やぎ、繁栄をしているのを実感する。  

       

秋の季語でまだ美になれきらぬのも。


   🍂   旅にをり旅の日和の檀の実     森澄雄

   🍂   山湖澄む空と檀の実の映り    岡田日郎

   🍂   墓道や花かと見えて真弓の実    鈴木白祇

昔、この木で弓を作った「ことから、真弓の字が当てられる。
山錦木の名前もある。

    🐢    妹の名は真弓真っ赤な冬帽子

    🐢    三カ月ぶり訪ふ友の家の炬燵かな

    🐢    影移る火の見櫓や檀の実

おしゃべりに花が咲き、やっぱり向こうはいいな~。


       

我が家の玄関ではニャナメが、私を見て
「ママさん、お久ぶりニャン。わたしの事をお忘れでなっかったニャン」
と、もうーーーー私を離してくれない。
「ニャンニャン にゃんー」と、さあ頭を撫でて、首筋を撫でて、お腹を撫でてと、付きまとってゴロゴロとして、うろうろと離れない。

もう許してニャナメちゃんーー存分に楽しんだ。

コメント
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