老人雑記

生活の中で気づいた浮世の事

断捨離 袋

2022-12-05 17:32:45 | 老人日記
    


袋物の断捨離から始めた。
少しづつ断捨離をやっているが、捨てるより荷物は増えるばかりだ。

     

大島紬で作ったリュックサック。
大島紬は弱い。
もんぺも作ったけれど痛みが激しかった。

     

布を集めるのが楽しみだった最初の頃の袋。
使用するより布は余す方が多い。

      

香川の綿で織った、ぼた織。
この他に沢山作ったけれど、残っているのはこれ一つになった。
皆、プレゼントをした。

作る楽しみが先ず一番。
誰彼にすべてプレゼントしてしまい(喜ばれもしないのに)因果な性分だ、馬鹿だと思う事が往々にある、、、、

     

     
これは、私が独身の時、仕立て屋さんで作った初めての服。
町一番の仕立て屋だった。
想い出の品として取って置いたのを使い作った。
他に帽子、ポセット。それは見当たらない。

断捨離をやろうと押し入れを開いた。
捨てられない。

まだ袋物が箱に二つばかり詰まっている。

明日の私の身体の事を思うと、早く整理をしなくてはならないのだが、えーいと決心がつきかけて、身軽にならない。

昨日はお裁縫をしていて、針で指を突いた。
痛みより、指から噴き出した血に驚いて悲鳴が。。。
手の平が血で真っ赤に染まった。

腕には血液さらさらの薬を飲んでいるから、無数の毛細血管から出た血の跡がいくつも。消えた事がない。

    ⛄     鎌鼬棲みゐる身ぬち哀しとも

こんな句ができた。


しり取り俳句から

     💌     夜は爪を切るなと婆さま囲炉裏燃ゆ

     💌     年つまる断捨離遅々進まざる

     💌     木守りが木ごとにありぬ柿農家

     💌     公園の掃除機落葉一飲みに

     

     
コメント
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