老人雑記

生活の中で気づいた浮世の事

ニセアカシア

2022-05-01 09:24:16 | 日々是好日


あれ、ここにニセアカシアが、、、
散歩の帰りに気付いた。

相引川の土手に。
昔は屋島は厳然たる島であった。
今でも屋島へ登るには、この相引川を渡らなければならない。
何気なく渡っている大小の橋が川には何本も架かっている。
この橋が取っ払われたら、島になる。そうなんだ!

相引川は潮の満ち引きで水位が上がったり下がったりしている。


引っ越して来て屋島の知識の少ない私は、屋嶋の城や、鑑真和上が都に上る時に休憩所とした場所に登って瀬戸の海を眺めて喜んでいる、すがない者だ。

屋島が現在のようになった歴史に疎い私でも、この相引川の堤が、島であったと思う証拠の堤だったのだと理解ができる。

何時の頃に島を埋め立てて大きなになったのか等が勉強不足なのだ。

堤の松の並木の果てに見つけた、ニセアカシアの花。

     

今まで、ニセアカシアに気付かずなかった。
そして傍らには野茨の花。

     

ピンクの莟は開くと白い花に。
川風に吹かれて、他にも野の花がたくさん咲いている。初夏だ!

ちょっとしたニセアカシアとの出会いに昨夜は心が豊だった。


     🎈     ニセアカシア果て無き北の一本道

北海道は5~6回旅した。
初めての旅の時、一本道の両側にあったニセアカシアをバスの窓から見た。
起伏のある長い一本道に驚いた記憶が。

気の毒な知床の観光船の事故。
七葉子ちゃんは、まだ三才。
泪が出た。

知床は、知床五湖に行った。

今回の事故の余りにも、無責任の船会社と社長。

やっと待った五月の爽やかな北海道。
観光シーズンの到来前に、暗い影を落とした事故に憤りが隠せない。

      🌲     老ひきれぬ貧し心根針槐   
コメント
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