前向きな人生の整理整頓

人生も後半、一日が短いです。明日やると思っても、若者のようには明日はたくさんないのかもと気づいた今日この頃

いくつもショック / Boy George

2009年01月18日 01時43分18秒 | ニュース
現実逃避 80年代に時間旅行というタイトルで書いていた頃の記事です

Duran Duran の続きを書く予定でしたけど、それは次回にして、昨日のBoy Georgeの裁判の評決、量刑言い渡しについて書きます。

すごくショック。
それはいろいろな意味で。

有罪の評決を受け、その罪状から最悪の場合は終身刑だと書いてあったけれど、
まあそこまで酷いことはないだろうし、懲役にいくことになっても月単位で、
せいぜい二、三ヶ月のことだろうと思っていました。
なので、昨年一年で、随分肥満度が高くなった印象を受けていたので、ヘルスファームにでも
入院したつもりで、時を過ごしてくれればいいなと思っていたのですけど、
実際のところ、 jailed ってことは投獄、つまり禁固刑ってことですよね。
しかも15ヶ月、一年以上ですよ。年が明けたばかりですけど、来年の今頃もまだ
刑務所にいなければならないのです。

もっとショックなのは『この有罪ゆえに、この80'sスターはおそらく厚いファン層を持つ
アメリカや日本での公演がもはや叶わないだろう』みたいな一文があったことでございます。
昔々、サーポール・マッカートニーが、大麻を持ち込んで、日本で捕まったことがありました。
その時、みんながもう10年は入国できないと嘆いていたのを覚えています。
その後、ボーイ・ジョージのヘロイン事件。
あのポールだってそうなんだから、ボーイ・ジョージを日本で観ることは最低10年はできないよ。
と、みんないいましたけっけ。その通りでございました。はい。

アメリカでオレンジのチョッキを着たとき、当分来日はないなと諦めましたが、
これで完全に道が絶たれたのでしょうか?そこのところはわたしにはわかんないなあ。
日本に来なくても、彼の音楽はちゃんと届きますし、来れないならこちらが行くまで。
その点においては15ヵ月後も円高ポンド安だといいのですが、
景気の面では・・・そうも言っていられないですね。

も一つショックなのはジョージのお母さんの容態が芳しくないらしいこと。
証拠を出して裁判を続けることで、お母さんに心労をかけるより、刑に服することを選択したとのこと。
ジョージのお兄さんによるお話のようで、お母さんはこれまでもう、充分に様々なことを通り越してきたので、
ここにきてこれ以上心を煩わすようなことをしたくないとジョージは言っているそうな。
割と、最近のインタビューだっただろうか、
「ジョンを愛していたのか」の質問に
「さあ、でもはっきりしているのは母親を想う(愛する)程には想っていなかった」というようなことをいってました。
80年代のあの事件のときもそうだったけれど、時々メディアに登場していたママさん。
いつまでも、いつまでもジョージのために元気でいて欲しいなあと見かけるたび思っていたので、
病気の報は気にかかります。
しかもこれから一年以上も会うことが出来ないなんて・・・・・。

ジョージが前科者だってことは周知のことですけど、わたしの知らないティーンエイジャーだった
頃の前科まで書いてあって、これはわずかにショック。

真実はわかりませんけど、この事件被害者の方が、有名人からお金を巻き上げたろ、
みたいな狂言説もありますが、そうもいかず、相手のほうも裁判費用なんか随分
かかっていると思うので、その賠償なんかも言われかねないんじゃないかと余計な心配しています。

わたしは、裁判フリークで国内のことなら少しはわかるんですけど、英国の法律や
刑務所のことはちょっとわかりませんが、
日本なら、みあったカロリーや栄養の食事がでて、運動の時間なんかもあって、
麦ご飯とか食べてむしろ健康的に過ごせる印象がありますけど、
欧米だと、ロールパン二個にりんご一個が「おら、朝食だぜヨ」ダンっっ。
と、勝手に想像してしまいます。あくまでも想像です

そう言えばいつ見てもタバコを指に挟んでいる印象があるんですが、
日本なら吸えないと思うけど、英国はいかに?
辛さはわかるんだけど、深く吸っている感じではないので禁煙できるといいね。

そんなわけで、しばらく断食道場にでも行ったと思うことにしよう。
とはいうものの、
今日の、復帰の道は厳しいような記事を読むと凹みます。

一つ言えることは、こんなことがあったにも関わらず、いつ聴いても彼の歌は素敵だということ。

日本なら模範的に過ごせば刑期も短縮されたりするけど、
ただ、閉じ込められているだけなら模範の示しようもないです。
頑張れ、くじけるなと遠い極東から念を送ります。