前向きな人生の整理整頓

人生も後半、一日が短いです。明日やると思っても、若者のようには明日はたくさんないのかもと気づいた今日この頃

ひとりニューロマンテック/Duran Duran 2

2009年01月16日 00時44分57秒 | 音楽
現実逃避 80年代に時間旅行というタイトルで書いていた頃の記事です

Duran Duranはメンバーの出入りが結構あって、創始からのメンバーはNick Rhodes
とJohn Taylorだけだと思われますが、ジョンは一時期バンドを離れてていたので、
そういう意味では、ニックは唯一の存在です。
Japanのデビットシルビアンとハノイロックスのマイクモンローを足して二で割って、
小室哲也をトッピングしたようなイメージの人でした。一体どんな感じだ?

このバンド、いわゆるニューロマンティックという雰囲気は82年以降は薄くなっていましたが、
ニックだけはひとりニューロマっていう感じで、メイクはバッチリ、
いつも連れていた奥さんと同じ色の口紅をつけたりしていましたっけ。
結構小柄で、実際はどうだかわかりませんけど、ヒールなんか履いている場合は奥さんの
方が、頭一つ上にあるような誇大した印象が記憶に残っています。
Boy Georgeの顔が大きいとよく言われますけど、だったらニックも大きいよなと思ってました。

バンド創始からのメンバーだからか、要的な存在に見えていました。
フロント的役割を担っていたのか、マイクを向けられて困ったジョンが
「ニック答えてよ」みたいなことを言うと「あいよ」みたいな感じでテキパキとそつなくこなしていました。

当時公開された『Blade Runner』を観た彼が来日の印象で(多分、東京は)ブレードランナー
みたいな近未来都市を連想させるみたいなことを答えていました。
看板とかの少ない、ロンドンみたいなところにいるとそう思うだろうと妙に納得。

最後はAndy Taylorなんだけど、この人に対する印象というのが極めて薄くて、
80年代の全盛期のメンバーの中で最初に脱退したのがこの人だった気がするんだけど、
ロジャーの方が先だったのかちょっと記憶が遠くなっています。
足並みを揃えるのが苦手なのか、近年の全盛期のメンバーによる再結成でも、
真っ先に抜けたみたいで、現在は4人で活動中のようです。

アンディとロジャーが抜けた後も残りの三人でサポートを加えたりして、バンドは続くのですが、
それ以降のこのバンド歴史はわたしの中ではしばらく途切れて、ダイアナ妃の追悼に至ったわけです。

もうちょっとこのバンドのことは記憶があるので 次回につづく