前向きな人生の整理整頓

人生も後半、一日が短いです。明日やると思っても、若者のようには明日はたくさんないのかもと気づいた今日この頃

そりゃもう、カッコよかった/Duran Duran 

2009年01月14日 01時15分28秒 | 音楽
現実逃避 80年代に時間旅行というタイトルで書いていた頃の記事です

そんな派閥はありませんが、83、84年から85年ぐらいの間、Culture ClubとDuran Duranは
人気を二分してカルチャークラブ派とデュランデュラン派みたいなものがあった。
わたしはカルチャークラブが好きだったけれど、
人気があったからデュランデュランを耳にすることはしょっちゅうでしたし、
レコードを買ってまでは聴かなかったけど、良い曲もありました。

とにかく彼ら、かっこいいんですよ。
丸坊主に詰襟の学生服を着ている隣の席の鈴木君や佐藤君とは大違い。
中でも、John Taylorのカッコよさっていったらもう・・・。
ベッカム、ヨンさまと言っている人の中にはジョンーッといっていた人もいるかもしれません。
背は高いし、細くて長い脚、小ぶりの顔、隣の席の鈴木君や佐藤君とは、別の生命体のようでした。
今見るとちょっと軽薄なチャラ男的にも見えなくないけど、美しい男です。
バンドの初期、彼はギタリストだったのに脱退したベースの変わりに転向したと聞きました。
わりにしっかり、ベーシストしていました。
アンディを立てていたような印象もありました。(あくまでもわたしの主観)
年取ったジョンは激変しているわけでもないのに、初めは誰かわからなかった。
体形なんかは昔のままだけど、顔がずいぶん違って見えます。どこが、どう変わったのだろう?
表情?美形の悲しき末路っていうのとも違うんです。何か別の人みたいなのです。
人としての経験とか成長が、表層的な部分に現れたのかもしれません。


ボーカルの Simon Le Bonも中々に良い男で、アメリカ人なんかにはジョンより受けたみたいですね。
やっぱり容姿で目を引くバンドだったことで、あんまり正当な評価を当時は受けていなかった
かもしれませんけど、今聴くとボーカリストとしても力のある人だと思います。
が、ちょっと80年代の彼は粘度のある歌い方で嫌いな人は嫌いかも。
でも、当時はそういう歌い方が主流の時代でしたよ。
今の日本の若い女性ボーカリストの歌い方がみんな一緒なのと同じようにね
当時わたしは、サイモンはプレスリーに何となく似ているなあと思っていました。
だから、将来はきっとおデブに成るだろうと思っていました。
ずーっとデュラン・デュランなんて忘れていたけど、去年か一昨年か本物の王子様方主催の、
故プリンセスダイアナの追悼コンサートに親交のあった80年代の王子様デュラン・デュランが
出演すると聞いて、きっと肥って腹の出たサイモンを観ることになるだろうと予感しましたが、
なんのなんの、そりゃ少しは恰幅も良くなりましたけど、お腹は出ていないし、遠目には昔のまんまよ。
サイモン、あなたはえらいよ。あの頃の少女の夢を壊していない。
おまけに、まあ、一般的には人間『結婚』することがあたりまえの私自身はそうは思っていませんが
人生の経験の一つとするなら、欧米の有名人は『離婚』もほぼ絶対的なひとつのように、
昔はあんなにいちゃいちゃ、べたべたしていたのにいつしか離婚しているんですよ。
ジョン・テイラーもその1人でその後再婚したみたいですね。(その後は知らない)
確認できた範囲では、ニックもそのようですね。英語だったから違っていたらごめん
でも、サイモンはまだヤスミンと一緒のようです。。これも英語だったから違っていたらごめん

何だか、有名人同士だったし奇跡みたいなカップルです。
あと、付けたしでサイモンのダンスはちょっと変だと思っていました。


で、わたしは一番贔屓していたのは、ドラムのRoger Taylor 。
すごくまじめで、繊細なタイプでした。
ドラムスティックをくるりっと回す姿を今でも思い出します。
でも、人気絶頂の頃、ちよっと疲れたから休むみたいな話で脱退。
当時、デュランデュランのファンだった友人の話によると、恥ずかしがりで、繊細な
彼は、キャーキャー騒がれることに疲れて、精神的に病んでしまったので田舎の
農家でしばらく休養するようだと言っていました。
確か、ロジャーはその少し前に結婚して、INROCKと言う雑誌の表紙か巻頭に
その様子が載っていたのを覚えています。
奥さんになった人はデミ・ムーア風の美人だったと思います。
気になったのは、ウェディングドレスを初めの写真ではきちんと着ていたのに、
式が終わってのみんなと一緒のスナップでは、ドレスのパフスリーブを引き下ろして、
肩を露出させてノースリーブ化していたことです。
まあ、あちらの方は式が終わったらそうゆう着こなしをするのかもしれません。
しかし、地味で静かなことを好む(ように見えた)ロジャーとともに、彼女が田舎暮らしを
寄り添ってできるだろうかと彼の隠遁を聞いたときちょっと余計にも心配したものです。
そして、その後のことは知りません。いかなる場合でも幸せでありますように。
ただ、彼はいまバンドに戻っているようなので、これはうれしいでことです。
あのまま消えて、田舎のおっさんになってしまったのかと思っていましたから。
見た目もあまり変わっていないようです。
日本に来日したとき、ジョンと『笑っていいとも』に出演したようですが、
学校に行っていたので観れませんでした。
観たかったなあ・・・・・。

眠くなったのでNick Rhodes、 Andy Taylorその他思い出したことは次回へ