無題・休題-ハバネロ風味-

私の視線で捉えた世の中の出来事を、無駄口、辛口、様々な切り口から書いてみました。

山形美術館

2019-08-02 13:30:16 | 音楽・芸術・文学

会議の後に、山形美術館へ寄る。
この美術館には何度か行った事があるのだが、カーナビに誘導されて着いた所が正面玄関側の地下駐車場前だった。
引き込まれるように地下駐車場に入ったのだが、この駐車場では美術館からのサービスが受けられない。
美術館裏には、無料の駐車場があったのだ。-350円

8月25日まで、ロシアの国立トレチャコフ美術館所蔵の絵画の特別展が開催されている。

作品の描かれた時期は、1800年代から1900年代、日本の元号で言うと江戸末期から明治大正昭和と続く頃だ。
極めて優れた作品が並んでいた。落ち着いて眺められる、見事な作品群だった。

特別展で、圧倒されて良いはずなのに、私の今回最も印象に残ったのは、吉野石膏コレクションの中の山形県出身の彫刻家新海竹太郎(1868-1927)の作品「ゆあみ」だった。
姿形も申し分ないのだが、心惹かれたのはその表情で、仏像のような慈悲深さをも漂わせ、こんなに美しい人がいるのかと感動した。
その足で、新海竹太郎の作品集、せめてポストカードがないだろうかと、受付で尋ねるとポストカードならとショップの廻る棚から一枚を抜き「30円です。」と・・・。

色も良くないし、ちっちぇ~し、表情も見えないし。葉書サイズなら仕方がないかブツブツ・・・と思いつつ買ってきた。
こんなことなら、誰にも見つからないように、盗撮でもしてくればと本気で思った。←駄目だよ。
今日になって、ネットで調べると、出るわ、出るわ・・・。皆さん、やってくれますね。

クラシック音楽とアートから ゆあみ   ←このブログの上から3枚目の写真をポチッと押して見てね!

ロシアのモナリザも素敵だけど、日本のモナリザはもっと素敵だよ。

さて、終了時間で美術館を追い出され、道は混んではいたが、銅町辺りにかかると渋滞で動かなくなった。
何だろうと、背伸びをしてみると、前方で祭りの大きな御輿が動いている。
せっかくなので撮そうと(こんな日に限ってカメラは持って行かず)携帯のカメラを立ち上げようとするも指紋認証が作動せず、車は動き出した。

大きな2台の御輿を追い越して、ようやく作動した携帯を向ける。時、既に遅し。

もっと進むと、今度はお囃子の車が見えた。

東北の夏祭りの時期になったのだな。暑い訳だ。

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