中山河川公園の桜祭りに参加した。風は冷たいけど、お天気になって良かったねと思ったのも束の間
式が始まる頃になると、空はだんだん雲行きが怪しくなって
主催者や来賓のご挨拶が始まる頃には、ポツポツと雨が降り始めた。
観客はフードを被ったり、襟を立てたりして寒さを防いでいる。
ついに、テントも到着した。
風が強いので、テントの脚は重しの他、飛ばされないようにと人が押さえている。西の空が明るくなった。
桜祭りの乾杯で、老舗の甘酒が振る舞われた。暖かかった。
楽器に雨が当たって、慌てて避難したアンサンブルが再び登場して、演奏が始まった。
この桜並木は、現天皇陛下が皇太子殿下の頃のご成婚記念で植樹されたのだと言う。
今年の桜は、お天気がクルクル変わるせいで、咲くのか散るのか、とても心配したのだそうだ。
夜桜のライトアップも綺麗だそうだ。
今年の桜は、開花した後に寒い日が続いてましたんで、同じ場所でも咲き方が不揃いですね。
この場所は遊佐町役場・遊佐駅方面から北進して劔龍神社・月光園の脇を通り「当山(とうやま)」の脇を抜けて「枡川」「落伏(おちふし)」方面に行く県道371号の途中にあります。丁度坂を登って下りに差し掛かるとこで目の前に結構横に幅広く桜の咲いている風景が飛び込んで来るので、満開近い時はそれなりに壮観で感動しますね。
川の名前は月光川の支流の洗沢川(あらいざわがわ)ですけど、ここの直近の集落が「中山」なんですね。
でも何というか、この辺の地名は難読の類が多いんですよね。水が神秘的で有名な丸池さんの所の永泉寺(ようせんじ)もそうなんですけど、落伏が平家落人の……という所もあながち無関係では無いのかしらん。
中川河川敷公園は東北夢の桜街道八十八箇所の51番目に記載されてます。参考までに……
http://www.tohoku-sakurakaido.jp/lineup/yamagata/sakura51.html
遊佐町は、縄文の遺跡もあり、歴史的には古い物が揃っているのですが、何せ道路の行き順が難しくて、迷う所が多いですね。
この中山河川公園は、天気が良いと川の向こうに鳥海山が見えて、絶好の桜の様子が撮れます。鯉のぼりも舞っていて、なかなか素敵な所です。今回桜祭りに参加して、地元の皆さんが一生懸命に整備しているのが伝わりました。来賓には、お隣の秋田県の由利本荘市からも来て頂いたようで、遊佐町の桜と言うよりも、鳥海山の桜と言ったような、まさにジオパークに呼ぶに相応しいかなと思いました。
この日は、丸池様にも永泉寺にも行って来ました。