無題・休題-ハバネロ風味-

私の視線で捉えた世の中の出来事を、無駄口、辛口、様々な切り口から書いてみました。

ノーザンルビー

2008-10-19 15:36:17 | 食べ物
10月の25日に、四国の徳島で建築士会の全国大会が行われる。来年は山形県の当番県の為、「山形にも来てね!」とPRを兼ねて110名を越す団体で出かけるのだ。その会場の舞台で「花笠踊り」を舞う事になり、練習を重ねてきたのだが、昨日はその本番同様の時間と振り付けを決めると、山形市に集まった。「さぁ、みんな、もう大丈夫だよね。完璧に踊れるよね。そうだよね!」と誰に言ってんだか、自ら心を奮い立たせて、自宅でも踊ってみる。花笠踊りは、花笠を手に持っていないと上手く踊れない。花笠をクルクル回す所や、ちょっとした向きの加減で、華やかにもロボット踊りにもなってしまうのだ。代わりに丸いお盆を振り回して踊っていたら、金魚達が怯えて水草へ隠れ、隙間から覗いている。なんて奴らだ!

と、まぁ、自分の踊りは脇に置いてといて、山形の帰りに尾花沢の道の駅でヤーコンとジャガイモを買った。ヤーコンは、もう珍しくもない。ジャガイモは去年も同じような紫色の皮のを買った。ただ、去年のは丸い形で、茹でたらせっかくの紫の皮の色も落ちて、普通のジャガイモになった。食べると、特別美味しいと言う訳でもなく、普通だった。今年見つけた物は、それとは違い、形がメークインのような細長い物だった。色は綺麗に紫で、一見サツマイモ?と思えるほどだった。



早速茹でてみる。洗って、皮付きのまま茹でると、幾分色あせはするものの、紫色のまま、綺麗に茹で上がった。箸で突き刺し、茹で具合を確かめてからザルにあけた。右の紙には、売られていた袋に着いていた物で、「赤い実のじゃがいも・ノーザンルビー」と書いてある。食べ方は、「ジャガイモバター、サイコロサラダ、ポテトチップス、千切りの酢の物」と書いてあり、一番下の酢の物以外は、特別驚くこともない。



どれ、どんな味か食べてみるかと、1本を折ると、これはビックリ!
中身まで紫色をしていたのだ。紫サツマイモはすでにお目に掛かっている。味も知っている。普通に茹でた以外に、紫のあんこになって、菓子にも使われている。しかし、紫のジャガイモにお目に掛かったのは初めてだった。



家族にも配ってみる。父も母も1本づつ取って食べていた。食べている途中で「それはジャガイモだよ」と告げると、「え?、あ、本当にジャガイモだ。」と言った。サツマイモを食べていると勘違いしていたらしい。

生で酢の物にしたら、きっと何の食材か、当てられる人は少ないと思う。また面白い物を見つけたなと思った。だから、道の駅の産直は面白い。
コメント (8)
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