江原ひであき

新社会党

12月26日(月)。悪質な風邪!。日誌補強。小沢と橋下と政治。指導者の器。

2011-12-26 | Weblog

12/26、 晴れ。 すこぶる寒い一日。

◆悪質な風邪をひく。                                                                       夜中に腹痛で目が覚めた。ガマンできなくなってトイレに行く。激しい下痢でまいった。夜が明けてから宮下医院に行くと 「ウイルスによる風邪です。うちの医院に来る方の8割は同じ症状です」。 注射をして4日分の薬を貰って帰る。

◆日誌補強。                                                                        昨日の日誌を大幅に加筆する。

◆小沢と橋下と政治(政党)。                                                            日本の政治が劣化した。国家権力を握る政党は本来、「『国の将来像(綱領)』 を明らかにし、その基に支持する者が党員として結集し、その実現に向けた 『政策』 を明らかにして国民の支持を得る」 ものでなければならない。

 ところが、小選挙区制の導入以来、政党の根幹が崩れてしまった。自民党にしても民主党にしても、寄せ集め軍団の人気とり選挙で多数を占め、 「国の将来像」 が不一致のまま政権を握ったので目標のない烏合の衆政権の誕生となってしまった。 とりわけ民主党がひどい! 鳩山、菅、野田と続いた中で、「国家ビジョン」どころか「政権公約」まで公然と放棄して恥じることもない。 もはや政党ではない! 自公と差違がないので野田政権打倒の声も上がらない。 民主党の万死に値する大犯罪は政治に対する国民の信頼を断ち切ってしまったことだ。国民から政治に対する信頼を回復するには、明確な国家ビジョンの基に結集した(公約を実践する) 政党の復権しかない。 根本的な転換は 「反米、反独占」 の連立政権である。                                                                  

 日本の政治の現状からすると、いろいろな問題があっても政党政治ということで 「小沢と橋下」(独裁は拒否) に共通点がある。 どういう政治を認めるかは国民の判断である。     

◆指導者(政党)の器--胡錦濤・半島の安定は「世界の期待」。                                                                             夕刊を見て痛切に感じた。「国家の度量、指導者の度量、政党の度量」の違い!。 いまに始まったことではないが、中国と日本の国としての国際社会の在りように対する捉え方に対する差は、日本の政治の貧困さを如実に示した。                                                        

 野田首相がきょうは中国・胡錦濤国家主席と会談した。野田首相が、主席に対し 「六カ国協議の議長国で、北朝鮮に対し大きな影響力を持つ中国の役割は、半島の安定維持のために極めて重要だ。積極的に関与されたい。とする一方、日本人拉致問題解決へ向け一段の協力を要請した」 とある。                                                此に対し、胡主席は金総書記死去を受けた情勢に注目している。 朝鮮半島の平和と安定は関係国の共通利益に合致し、国際社会の幅広い期待である」 と表明。 拉致問題は、「日朝間で対話と協議を通じて解決されることを望む」 と述べたと言う。

 望むべくもないが、日本(野田首相)から 「朝鮮半島の平和と安定は “世界の期待”」と言えなければならないのだ。