江原ひであき

新社会党

12月25日(日)。強固な政党が、、。中国頼み、、。

2011-12-25 | Weblog

12/25、 晴れ。

◆強固な政党が不可欠--消えた民主党の政権公約--民主党崩壊。                                                                2012年度の政府予算案が決まった。目玉の八ッ場ダムの建設再開も決まった。09年の選挙公約と政権公約はことごとく放棄した。基本的な政治理念「コンクリ-トから人へ」も喪失した。「政策推進は官僚から政治家主導に変える」も、官僚のいうがまま、なすがままで白旗を揚げた。 戦略的な基本政策も「普天間は国外、県外。こども手当の理念崩壊。高速道の無料化。八ッ場ダム建設中止。農家への個別保証」などなどことごとく放棄してしまった。                                                                              その上に消費税アップという。

 今回の八ッ場ダム建設再開決定は、あまりにもムチャクチャでデタラメもはなはだしい。前田国交相が建設再開方針を明言したら、前原政調会長が「閣議決定させない」、テレビの前でと大見得を切った。ところが翌日には一転して「認める」と豹変した。 国民を愚弄する猿芝居だ! そもそも、民主党は政審を設け、政府の閣議決定前に「党の了承を前提とする」という政党としての大方針があるはずだ。                                   さすがに、メディア関係者も、「一体民主党はこれでも政党なのか!」呆れると同時に怒っている。 東京新聞も社説で主張した。                                                                  「本音のコラム」で山口二郎が怒りを爆発させた。(政権・政党の生命とも言うべき主要な公約で)、これだけは絶対に譲れない、という確信まで喪ったら、そんな「政治家や政党は不要であり、有害である、と。カッコ内は江原が挿入。

◆中国頼りの野田外交--国際社会から嘲笑!。                                                                                野田首相が訪中した。温家宝首相と会談し、拉致問題や六カ国協議の再開に向けた動向を語りかけたが今一つ進展は得られなかったもよう。                                                               野田首相は会談で 「拉致問題の膠着状態を打開するチャンス」 と訴えたとあるが、温家宝首相は深入った話しはしなかった、と。しかし、そういうことは 「自分でやれ!」 ということだろう 。わずか、100年の歴史さえ顧みることができない(しない)日本に対し、中国がホイホイと乗るはずがない。

 当たり前だ! 北朝鮮の最高指導者が急逝されたというのに、政府として弔問派遣はおろか弔意も示さないで、中国が乗ってくるはずがない! 弔問外交すら行わないで他国にお願いするなどピント外れもいいところだ。日朝間やアジアの新しい国際関係を自ら創りだそうという意欲さえ感じられないではないか。  

 東京三面の囲み記事 「中国、包囲網打開を狙う」を読むがいい、そして中長期のアジア情勢や国際社会を洞察すべきなのだ。 政党の体をなしていない民主党に言うだけバカらしいが!